学びの種類 今の時代に求められる力と対応可能な学習方法とは?

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空にかかる二次と3人のシルエット、「求められる学びと教育」の文字

学びの形態は年々変化を遂げています。

特に2020年の新型コロナウイルス拡大防止のための「全国一斉休校措置」以降は、急激に多様化が進んでいます。

以前からささやかれてきた「モンテッソーリ教育」や「シュタイナー教育」といった幼児期の学びに加え、「STEAM教育」や「オルタナティブ教育」、「STEAM教育」など、耳慣れない言葉に戸惑うことも多いのではないでしょうか?

ここでは基本となる教科学習のほかに、今の時代に求められる教育について解説します。

モンテッソーリ教育とシュタイナー教育

混同されがちな2つの幼児教育ですが、

モンテッソーリ教育

クレパスで絵を描く幼女と「モンテッソーリ教育」の文字

子どもが「自己教育力」を発揮することを前提に、自分で考え、自分で行動できるような自立した人間になっていくことを教育理念としています。

そのための環境や方法を保護者や教育現場が重視する教育。

※ 「自己教育力」とは子どもが自ら学ぶ力

シュタイナー教育

図工をする幼女と「シュタイナー教育」の文字

一人ひとりの子どもの特性・個性を大切に、潜在的な力を引き出すことを理念とします。

シュタイナー教育では子どもの学年や発達段階を考慮しながら最適な教育を施しますが、実施している多くの教育機関では担任やクラスを変えることなく、安定的な環境のなかで個性を見いだす学びができる工夫がされています。


どちらも「子ども」主体の教育。

園や家庭、保護者が主語になるのではなく、子どもが主語になる教育ですね。

同一視されがちな2つの教育ですが、

モンテッソーリ教育が「子どもの考える力を育む」のであれば、シュタイナー教育は「子どもの潜在的な能力を引き出す」学びといえます。

STEAM教育

木のブロックに書かれたカラフルな「STEAM」の文字

科学(sience)、技術(Tecnorogy)、工学(Engeneering)、アート(arts)、数学(mathematics)の5つの英単語n頭文字を組み合わせた造語でがSTEAM教育。

文系・理系の枠にとらわれない教科横断型の学びになります。

文部科学省ではAについては芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲で定義し、実社会での問題発見、解決に生かしていくための教科横断的な学習を推進し射ています。

オルタナティブ教育

草原に座る女子と「オルタナティブ教育とは?」の文字

教育においては学校教育法第1条で定められている学校以外での教育のこと。

オルタナティブとは「代替」のことで、教科学習を主とした学習指導要領に基づく一般的な教育に替わる指導になります。

モンテッソーリ教育シュタイナー教育もこれに当たり、第1条で定められている学校でも、その内容を教育プログラムとして実施しているところも。

このほか、不登校の子どもたちを対象としたフリースクールも該当します。

ただし、オルタナティブ教育を実施している学校の多くは、文部科学省の認可外のため、卒業資格を取得することはできません。

GIGAスクール構想

付箋とキーボードと「GIGAスクール構想とは?」の文字

文部科学省が義務教育を受ける児童生徒のために、2023年度までに「1人1台の学習用端末」と「高速大容量通信ネットワーク」を一体的に整備することで、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく育成できる教育環境を実現しようとする計画。

日本は世界の中でも授業におけるデジタル機器の利用時間が少なく、この構想の発表前はOECD(経済協力開発機構)加盟国38か国中最下位でした その後新型コロナウイルス感染拡大による休校措置などでオンライン授業の必要性が高まりました。

そこでこどもたちの学びを保証できる環境を早急に実現するために補正予算が久安レ、計画を前倒しして実施。 現在ではほぼ一人1台端末が達成されています

メタバース

インターネット上の仮想空間のこと。

教育ゲームの開発やVRコンテンツの開発も進められ、メタバース上の仮想大学の構想もあります。

メタバースを活用することで、時間や場所、環境を問わずに、教育を受けられるようになります。

オンライン授業では仮想空間の教室で3授業に参加でき、入学式や卒業式、またはオープンキャンパスなどメタバース上で行うことも可能。

不登校児童、生徒にとっても仮想空間の教室なら参加しやすいかもしれません。 このように教育の場においても多くの可能性を秘めており、ますますの活用が期待されます。

Society5.0

日本がめざすべき未来社会の姿として内閣府が提唱している社会の姿で、「超スマート社会」とも言われます。

例えば、SOciety5.0の世界では仮想空間(サイバー空間)にいるAIが状況に応じて俊二に情報を見つけ、現実空間(フィジカル空間)にいる私たちに必要な情報を提供してくれます。

話題の生成AIもその一例かもしれません。

ちなみに1.0~4.0は、狩猟社会、濃厚社会、工業社会、情報社会のこと。

シンギュラリティ

円になる人間とロボットと「シンギュラリティ」の文字

人間と人工頭脳との臨界点を示す言葉で、人間の脳と同じレベルの人工頭脳AIが誕生する時点を表しています。

まとめ

まだまだ様々な教育方法や教育にまつわる言葉が増えてくるかと思います。

またここで紹介しきれていない情報もあります。

ですが、ご紹介した教育方法や教育用語はこれからの学びに必須の情報。

人としての能力を根底から育てる教育が求められる一方、仮想空間やAIを駆使した学びの場もますます進歩を遂げていきます。

人間だからこそ習得できる学びとともに、最新の技術を知識として身に付けることで、より充実した実り多い教育に役立てることができます。

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