算出根拠1
2020年度以降施行の新学習指導要領は、高校卒業段階でCEFRのB1レベルを目標としている。このB1レベルはすべての高校生が高校卒業段階で達成できるものではなく、大学進学後や社会において「使える英語」として力を発揮していくために必要なものと考えられている(次ページの図を参照)。それを前提として、アメリカのFSI(Foreign Service Institute)の研究で明らかになった、アメリカ人が日本語のC1レベル相当を習得するために必要な学習時間から、言語学の有識者の助言を得て、日本人がB1レベルを習得するために必要な時間として算出。(FSIの研究は、英語を母語とする優秀な外交官を対象としている。その結果を動機付けも学習環境も異なる、日本語を母語とする一般的な小中高生にあてはめる場合には諸説あります。)
算出根拠2
ベネッセコーポレーション調べ(1,032.5時間)。新課程での公立小中学校で実施される英語の授業時間をカウント(小3,4年生で実施される「外国語活動」の時間も含む)。高校は現行課程における公立普通科で、主に大学進学を目指す高校の標準的な時間数をカウント(高校は学校によりばらつきがある為、弊社調査で最も採用数の多いことが確認できた単位数を用いた)
出典:ベネッセ進研ゼミ中学講座(https://chu.benesse.co.jp/english/#m-modal–index1-01)