不登校の子どもたちの学び 

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3セットの学校の机と椅子

不登校児童、生徒は年々増加傾向にあり、学校に行かなくなる・行けなくなる理由は様々。

だからこそ対策が取りにくく、戸惑うご家庭も多いのが現状です。

ただし最近では不登校の子どもたちにも取り組みやすい学びの場がたくさん用意されています。

学校に行かない=学びたくない

というのは誤解で、学ぶ・学習すること自体は嫌いではなかったり、勉強できていない現状に子ども自身も不安を感じているケースも少なくありません。

勉強は嫌いだけど学ぶことは楽しい
学校に行っていなくてもしっかり学びたい
不登校期間の勉強も評価されたい

ここではそんな不登校の子どもたちが、学校に行かなくても前向きに学べる環境や学習方法、楽しんで学べるテーマについて解説します。

不登校の児童・生徒の増加と背景

平成3年度から令和3年度までの不登校児童・生徒の数の推移を表した折れ線グラフ
出典:文部科学省「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」
平成3年度から令和3年度までの不登校児童・生徒の割合の推移を表した折れ線グラフ
出典:文部科学省「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果

不登校、または不登校傾向にある子供たちは年々増加傾向にあり、2020年の新型コロナウイルスによる全国一斉休校以降は急激に増えています。

不登校になる原因は多種多様で

いじめや先生との折り合いが悪いといった人間関係、勉強が嫌い・ついていけない・つまらないといった学習に対する不満、成長期の子どもたちにおこりやい起立性調節障害などの身体的不調…など

一概に解決するのが難しくなります。

特に「なんとなく」という場合も多く、対策が取りにくい問題です。

ただし、増加傾向にあるのは「不登校は悪」といった昔の概念から、学校に行けない子どもたちへの様々な理解の広がりも大きく影響しています。

その代表的なものが文部科学省が平成17年に出した「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」※という指針。
※令和元年に新たに文部科学省が通知した「不登校児童生徒への支援の在り方について」が最新版

不登校でもその間に取り組んだ学習に対して、成績評価をし、出席扱いにするというものです。

もちろん様々な要件を満たす必要はありますが、こうした社会の動きも不登校の増加の数値が上がっている要因となっています。

人間関係や勉強、社会の変化によって、近年不登校の児童・生徒数は急激に増加していますが、受け入れる体制も用意されてきています。

不登校の子どもたちが前向きに学べる環境も増えてきているので、ぜひ活用してみてくださいね。

不登校の子どもたちの学習

ノートと赤い眼鏡と鉛筆とキーボード

学校に行かない子どもたちは必ずしも「勉強が嫌い」なわけではありません。

学校に行けなくて勉強が進まないことに不安を感じたり、学校にいっていないことに罪悪感を感じる子どもたちは思いのほか多いのが現実です。
※ 参考:文部科学省「不登校に関する調査研究協力者会議 資料2-3-1 発表資料

だからこそ、学校に行けない不登校期間のこの時期、子どもが積極的にできる学びを取捨選択しながら「できるもの・できること」を「できる場所」で学ばせてあげてください。

不登校の子どもに勉強って必要?

子どもが取り組める状態なら必要

ただし無理強いは厳禁。

不登校で心が弱くなっている場合には心理的な負担が大きくなるリスクもあります。

でも、少し落ち着いたら「なんらかの学び」は必要です。

それは必ずしも国語や算数・数学、英語などの教科学習である必要はありません。

学校に元気に登校できている子どもなら、いわゆる「お勉強」は彼らの仕事の一つ。
しっかり学んでほしいところですが、不登校の子どもの場合には様子を見ながら、教科学習を進めます。

教科学習に取り組める状態ではない段階なら、まずは「好きなこと」「興味を持てること」を学びのテーマにしてみるということもできます。

勉強方法と学びの場

机といすと文房具

前述のとおり、不登校の子どもの場合には子どもの心理・身体状態によって、

  1. 教科学習に取り組める状態
  2. 教科学習はしたくないけど好きなこと・興味があるものはある
  3. 何も手につかない

といった段階があります。

学校に行けないことで勉強が遅れることに不安を感じているなら教科学習に取り組める「不登校の出席扱い制度に対応できる家庭学習教材」がおすすめ。

「教科学習はしたくないけど好きなことなら夢中になれる」「やってみたいことがある」「何かしたいけど…」という場合にはテーマを自由に選べるフリースクールがいいでしょう。

何も手につかない場合には担当のカウンセラーと相談したり、フリースクール(リアル/オンライン)の無料相談でこれからの進め方を相談してみてくださいね。

今、不登校でも何等かの学びを進めることで、自己肯定感を育み社会に出る助けになります。

人として社会で生きていくためには、何らかの学びは不可欠といえます。

不登校の出席扱い制度

校舎と木

平成17年に文部科学省が発布した「不登校の出席扱い制度」は不登校の児童や生徒が欠席期間も自宅などで勉強に取り組むことで、出席認定を与えるというもの。

「出席扱い」の7つの要件があり、基準を満たした教材で学校の許可と連携を取りながら進めることで出席扱い・成績評価になります。

学校の理解と協力は不可欠で、保護者と学校の連携は必須となります。

申請や手続きは必要なものの、学校を休んでいる間も評価され、出席日数にカウントされるのはうれしいですよね。

不登校の子どもたちの学びについて まとめ

不登校の子どもたちは増加傾向にあります。

ただし、その背景には「不登校は悪ではない」とし受け入れる社会が築かれているという点もあります。

不登校は決して悪いことではなく、その子なりの生き方を模索するチャンスを与えるべきといった風潮が後押ししているのも一つの要因。

不登校の出席認定やそれに対応可能な家庭学習教材があり、また教科学習以外でも不登校の子どもたちが自分らしさを取り戻すための学びが用意されています。

不登校だから学べないということはありません。

学校に行けていないならそれはそれで、子どもたち一人ひとりが充実した日々を送れるよう、ぴったり合った学びの形をさがして子どもの未来につなげましょう。」

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まとめ
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