
小学生のお子さまの家庭学習教材で「すらら」と「スマイルゼミ」で迷っていませんか?
この2つの教材は小学生向けのオンライン講座ですが、実はかなり違いが大きいんです。
そこで、比較して見えてきたのは
ならすらら一択!
一方、
ならスマイルゼミ
がおすすめです。
それぞれの特徴を比較しながらご紹介していきますね。
で成績アップ!
すららとスマイルゼミ(小学生コース)特徴と機能 比較一覧
すらら | スマイルゼミ | |
---|---|---|
対応学年 | 小1~中3 ※ 小中コースの場合 | 小1~小6 |
対応教科 | 国語・算数・英語 理科・社会 | |
学力レベル | 低~ | 中~ |
教材の仕様 | 無学年式 | 学年式(教科書準拠) ※「コアトレ」のみ無学年式 |
対応端末 | PC/タブレット | スマイルゼミ専用タブレット |
初期費用(税込) | 入会金(7,700円) ※ 無料キャンペーンあり | 専用タブレット費用 (10,978円~) |
月額料金(税込) | 8,228円~ | 3,630円~ |
保護者のサポート | 多い | 少ない |
学習サポート | ◎ | 無 |
ゲーミフィケーション機能 (ご褒美機能) | あり | あり |
中学受験対策 | × | ◎ |
目に見えて違うのは料金と使用できる端末。
すららは個別にすららコーチ(塾の先生がほとんどです)が付いて、一人ひとりにあった学習プランを先生が立ててくれるところからスタートします。
AIによる作成ではないんですね。
加えて、学習状況を見ながらリプランニングしてくれる、また個別にアドバイスがもらえるといったきめ細かなサポートがあるため、必然的に費用は高くなります。
また、使える端末の違いもあり、スマイルゼミは独自の学習タブレットを最初に購入して使用するため、手持ちの端末は使えません。
形として分かる違いはこの2点ですが、他にも細かく比べると「すらら」と「スマイルゼミ」は違いが大きく、「小学生ならこっち!」と簡単には言えないところ。
我が子にどちらが良いか…失敗なく選ぶために、それぞれ項目ごとに解説していきますね。
対応範囲(学年)が違います!

すららは小中コースなら小学校、中学校の合計9年間の全範囲に対応しています。
無学年教材なので、学年に縛られることなく必要な勉強に取り組めるんですね。
スマイルゼミ小学生コースは小学1年生~小学6年生までの学年式学習教材。
(一部無学年式を取り入れています)
「〇年生の△月なら、□の単元の勉強」と固定されています。
スマイルゼミは基本的には学年を超えてのさかのぼりや先取り学習には対応していないんですね。
※ コアトレのみ対応
学習科目(ほぼ同じ)

どちらも5教科対応。
スマイルゼミはこれに簡単なプログラミングもあります。
国語、算数、英語は小学1年生から始められ、理科・社会は3年生からのスタートというのも共通。
スマイルゼミの場合は、オプション教材として、英検対策ができる英語講座などもあるので、英語学習に力を入れたい場合にはおすすめです。
学力レベル、勉強態度から見分ける

比較してみると、すららの方が学力レベルが低い子どもに向いています。
個別に現役塾講師たちのすららコーチが担当に付き、苦手やつまずきを洗い出してくれるところから勉強がスタート。
学年に関係なく必要な勉強に着手できるので、
- 学校の勉強で遅れてしまっている
- 授業が理解できていない
という場合はすららがおすすめ。
要点をしぼった効率的な指導、勉強で現学年で求められる学力レベルまで引き上げてもらうことができるんですね。
教材の違い
すららは、入会時のヒアリングで担当コーチがアサインされます。
その後、すららコーチ(現役塾講師陣)が完全個別にカリキュラム学習プランを設計。
受講スタート後も様子を見ながらこまめにリプランニングしてカリキュラムを進めていきます。
基本的にはコーチと直接連絡をとるのは保護者。
オンラインだから全てお任せしたい場合には面倒に感じるかもしれませんが、LINEやメール、すらら独自のメッセージツールなどを使うので、都合の良い方法で時間が取れる時に連絡できるから、それほど大きな負担はありません。
面倒見よくサポートを受けながら自立学習を目指したい人にはすららおすすめ。
スマイルゼミは人による学習サポートは一切なく、タブレットで全ての勉強が完結できるという教材。
個別プランもAIによるものなので、とにかくシンプルな教材になっています。
まずは学習習慣を身に付けたり、勉強への抵抗感をなくしたい、手軽に学校の復習をさせたい、という場合には使いやすい教材、それが◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!
なんですね。
使う端末は?

すららは手持ちのPC、タブレットで取り組めます。
IDとパスワードによるログオン型オンライン教材なので、手に取りやすいですよね。
スマイルゼミはスマイルゼミ専用の学習タブレットが必要。
手持ちのタブレットやパソコンでは受講できません。
専用タブレットは有料で、受講継続月数によっては料金に加算が発生しますが、12か月以上継続した場合は税込10,978円になります。
スマイルゼミタブレットは保証サービス(タブレットあんしんサポート)も用意されています。
無学年式か学年式か?
すらら→完全無学年式
スマイルゼミ→学年式(教科書準拠)
※ コアトレのみ無学年式
すららは完全な無学年式教材。
学年はもちろん、小1~中3までの勉強を小中高の分類を分けることなく取り組めます。
※小中コースの場合

方程式でつまずいてしまった…
こんな場合は、小学校で分数や少数をしっかり理解・習得できていなかったり

関数が全然理解できそうにない…
という場合には、小学校でならう割合や比、速さの比例・反比例の問題の理解不足が原因になっています。
スマイルゼミや進研ゼミ、Z会をはじめとする学年式教材をベースとする教材では、ここ(中学校)から小学校課程にまでさかのぼって勉強することはできません。
また、反対に

国語は苦手そうだけど、算数は得意だからどんどん伸ばしてあげたい!
という場合も、無学年式教材のすららなら小学生でも数学の勉強に入ることもできるんですね!
苦手を徹底的に洗い出して解消し、得意を飛躍的に伸ばすことができるのが無学年式教材すららです。
スマイルゼミは学年式教材。
一部(コアトレ)無学年式を取り入れてはいますが、基本的には各学年の教育課程に合った内容で勉強に取り組みます。
教科書準拠(教科書に対応している)ので学校の授業対策にはピッタリ!
学校の勉強の補助教材として、サクサクと家庭学習の習慣を付けたい場合にはスマイルゼミ
は手軽でピッタリです。
サポートの違い

教材の使い方サポート
すらら | スマイルゼミ |
---|---|
電話/LINE/メール/コーチングメッセンジャー | 電話/メール |
すららもスマイルゼミも、教材の使い方が分からない場合にはサポートがあります。
どちらも電話だけでなく、メールなどにも対応しているので都合の良い時に連絡しておくことができるのは便利ですよね。
学習サポート
すらら | スマイルゼミ |
---|---|
◎ 電話/LINE/メール/コーチングメッセンジャー | 〇 AIによる応答 |
すららは手厚い学習サポートが人気で、勉強の「わからない」をなくすためのサポートサービスが充実しているんですね。
すららコーチへの質問機能で塾講師の指導を直接受けられるので、個別指導塾なみのサポートを受けられます。
また、学習中には授業を進めるキャラクターによる対話型レクチャーの途中に質問を投げかけられた利、正解すると褒められたり…という機能もあります。
疑問を残さない授業と、現役塾講師(すららコーチ)のピンポイントの説明で「分からない」を徹底解消できるのが個別対応も充実のすららです。
一方、スマイルゼミはタブレットの中で勉強にまつわる全ての疑問が解消されることが前提となっています。
そのためこれまでは質問できる場所はなかったのですが、2025年4月1日からAIを使った対話型学習サポートの「コーチーズ(Coachez)」が利用できるようになりました。
AIとの対話を楽しみながら質問に対して投げかけられる会話で、自ら考えて答えを導きだすことができるんですね。
保護者サポート
すらら | スマイルゼミ | |
---|---|---|
学習進捗確認 | 〇 | 〇 |
子どもの学習相談 | 〇 | × |
進路相談 | 〇 | × |
すららは全面的にサポートが充実しています。
学習サポートはもちろん、保護者のサポートも多いんですね。
保護者の負担

すらら > スマイルゼミ
保護者の方がお子さまの家庭学習をサポートする「保護者の負担」
できるだけ負担は小さい方が良いですよね。
スマイルゼミは見守り機能はあるものの、勉強になかなか取り掛からない場合には声掛け程度は必要ですが、保護者の方の負担はほとんどありません。
一方、すららは家庭学習での見守りとすららコーチとの連携は必須。
すららコーチやすららのサポートがあるとはいえ、家庭での日々の取り組みまでは口出しできません。
日々の取り組みでは保護者が声掛けをしたり、勉強の様子を観察したり(進まないようであればすららに報告して対応を考えてもらいます)といったサポートは必要になります。
他のオンライン教材に比べると保護者の負担はかかりますが、付きっ切りになる必要はないので、日々の生活や仕事に影響するほどのことはありません。
このひと手間があるから、オンライン教材でもしっかり成績アップにつなげることができるんですね。
勉強が遅れてしまっている子の成績アップを本気で考えるなら、すららで多少の負担は覚悟が必要。
とはいえららコーチがかなり蜜に対応してくれるので、結果につながる期待はかなり大きく持てます。
明確な効果を求めるならすららの保護者負担は納得の範囲かな…と思います。
費用について
すらら | スマイルゼミ | ||
---|---|---|---|
初期費用 | 入会金 (7,700円) | 専用タブレット代(10,978円~) | |
小1 | 8,288円 (3教科) | 10,428円 (5教科) | 3,630円 (4,180円) |
小2 | 4,070円 (4,950円) | ||
小3 | 4,950円 (5,940円) | ||
小4 | 5,390円 (6,820円) | ||
小5 | 5,830円 (7,810円) | ||
小6 | 6,270円 (8,360円) |
すらら→入会金(税込7,700円)
スマイルゼミ→専用タブレット代(10,978円~)
すらら→一律料金
スマイルゼミ→学年・レベルによって変わる
すららは専用端末の準備は必要ありませんが、基本的には入会金があります。
小学生だと3教科でも5教科でも税込7,700円です。
ただし、すららは2、3ヶ月に1回、月単位で入会金無料キャンペーンを実施しています。
キャンペーン月の入会であれば初期費用(入会金)は必要ありません。
一方、スマイルゼミは専用の学習タブレットを使うため、最初に購入します。
タブレット代金が無料になるキャンペーンなどはこれまで実績がなく、12か月以上の継続受講でも10,978円(税込)はかかるんですね。
継続月数が12か月未満、6か月未満の場合は追加費用が発生するので、タブレット代金はもう少し高めに。
ただし、毎月の受講料はスマイルゼミの方が安くなります。
料金が高くなる発展クラス(()内の料金)でもすららよりも手ごろな料金。
勉強が苦手な高学年→すらら
学習習慣を付けたい低学年→◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!
単に費用だけを比較すると、スマイルゼミの方が家計に優しい料金になっていますよね。
でも、高学年になって勉強についていけていない場合は多少高くても個別指導塾なみのサポートがあるすららの方が安心感はあります。
逆に「低学年で学校授業では問題がない」「1年生でこれから学習習慣を付けさせたい」という場合にはお月謝を抑えられるスマイルゼミがおすすめです。
スマイルゼミもタブレット代金がかかるとはいえ、低学年の間であれば1年間のトータルの受講費で比較すれば、充分タブレット代金をカバーできる(すららと変わらない)金額なんですね。
今のお子さまの学年と学力を考えながら、コスパが高い方を選ぶことで、失敗しない選び方ができそうですよね。
ただし、発達障害などの特性がある場合や不登校・不登校傾向のお子さまの場合は、特性がある子どもの指導に実績があるすららが安心です。
ゲーミフィケーション機能(ご褒美機能)

ゲーミフィケーション機能 | |
---|---|
すらら | スマイルゼミ |
・ポイントやメダルがもらえる ・アバター(キャラクター)がもらえる ・ポイントを使ってアバターをアレンジできる ・ランキング表示でモチベーションアップ | ・スターがたまる ・スターを使ってゲームができる ・スターを使ってアバターをアレンジできる ・ミッション形式の達成感 |
ゲーミフィケーション機能としては似ていますよね?
もっと詳しく見てみると
特徴 | すらら | スマイルゼミ |
---|---|---|
アバター | 勉強でアバターが強くなる・着せ替え可能 | 着せ替えが中心(季節アイテムもあり) |
ポイントごほうび | ポイント・メダルでアバター強化 | スターでゲーム・アイテムゲット |
学習ミッション | 自分で目標を決めるスタイル | 毎日のミッション形式でごほうび |
進研ゼミやZ会のように頑張ってポイントをためるとポイントに応じたプレゼントと交換できるといったものではなく、オンライン上でご褒美がもらえるというもの。
どちらも教材に取り組み、頑張ったぶんだけポイントやメダル、スターがもらえて、自分だけのアバターを作ったり、着せ替えたり、お部屋をアレンジしたりできるんですね。
また、目標設定やミッション形式といった一定のゴールを設定することで、お子さま自身が達成感を感じることができるようになっているのも共通するポイント。
ただし、すららは月単位でユニットクリアチャレンジキャンペーンなどもゲーミフィケーション機能を使ったキャンペーンで、こちらはユニットをクリアすると景品がもらえます。
入会金無料キャンペーンと同時開催される月もあるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
評判ってどうなの? すららとスマイルゼミの口コミを比較したみた

すららの口コミ・評判
苦手や弱点を克服して成績アップや学習習慣定着にすららは強いことが分かりますよね。
また無学年方式の勉強は得意を伸ばして自己肯定感アップにもつながっているとの口コミ。
自信をもって勉強に取り組めるようになりそうですよね!
スマイルゼミの口コミ・評判
スマイルゼミでは学習習慣がついたという声が多く、子どもたちが楽しみながら自宅学習の習慣を身に付けているのが分かります。
「すらら」「スマイルゼミ」向き・不向き
「すらら」はこんなタイプにおすすめ

- 学校の勉強で大きく遅れてしまっている
- 勉強が苦手・嫌い
- 得意を伸ばして苦手を徹底解消したい
- 高学年で勉強が全くできていない
- マイペースで無理なく勉強をすすめたい
- 不登校・不登校傾向
- 発達障害・グレイゾーン
すららは「無学年式教材」「個別指導なみのサポート体制」という特徴から
勉強が苦手
特性があって個別によりそった指導が必要
なタイプに最適なオンライン教材なんですね。
料金はスマイルゼミよりも高いものの、こういったタイプのお子さまであれば結果的には

すららを選んで良かった!
と思える教材です。
「スマイルゼミ」はこんなタイプにおすすめ

- 学習習慣を身に付けたい
- 低学年でまだ勉強の心配はあまりしていない
- 中学受験を検討しいている
「手軽な料金」「学習専用タブレット」のスマイルゼミは
低学年でも最初から最後まで一人で取り組める
費用をおさえてゆる受験をさせたい
という場合におすすめ。

一人でできるから小さいうちからコツコツ続けらそう!

中堅校の中学受験対策ならスマイルゼミならコスパ抜群!
タブレット1台で勉強が完結するスマイルゼミは学習習慣を定着させるのにピッタリなんですね。
また、ハイレベルなコースもあるので中学受験対策の教材としてもおすすめ。
どちらかというと、すららの方が特性や特徴を持ったお子さま向け。
スマイルゼミは学校生活でも勉強面でも、問題なくついていけているお子さま向けといえます。
ただし、中学受験の場合はスマイルゼミ一択。
学年式でしっかり仕上げて、+αの勉強までできるなどの対応ができるのはスマイルゼミなんですね。
不登校や特性をもったお子さまの指導にも定評なのはすららで、だからこそ勉強が苦手なお子さまへの指導も得意。
同じオンライン講座でも、すららとスマイルゼミではお子さまやご家庭との相性が全く異なるんですね。
「すらら」「スマイルゼミ」失敗しない選び方
この5点を中心に考えると選びやすくなります。
「すらら」「スマイルゼミ」小学生ならどっち?まとめ
すららもスマイルゼミも小学生が取り組みやすいオンライン教材ですが
- 勉強が苦手
- 授業についていけていない
- 特性が強く、個別の指導が必要
ならすらら、
- 学習習慣を付けたい
- 低学年で勉強はこれから!
- 1人で全部できるものが助かる
- 中学受験の予定
ならスマイルゼミ
と使い分けることができます。
すららは入会金、スマイルゼミはタブレット代金と、どちらも初期費用が必要ですが、すららは入会金無料キャンペーンを頻繁に開催していたり、スマイルゼミは14日間の全額返金保証があったりと、始めてみやすい教材。
まずは目的やお子さまの状態を見ながら、手に取ってみてくださいね!
で成績アップ!