
進研ゼミでは
- 小学講座〈チャレンジタッチ〉
- 中学講座〈ハイブリッドスタイル〉
- 中学講座〈中高一貫〉
で学習専用タブレット〈チャレンジパッド〉を使用しますが、2019年末からチャレンジパッド3が主流に。
そこでここではチャレンジパッド3について詳しく解説します。
※ 2021年度中1講座・中高一貫中1はチャレンジパッドNeo、2022年度チャレンジタッチ1ねんせい・中1ハイブリッドスタイル・中高一貫1年生はチャレンジパッドNEXTになります。
- チャレンジパッド3って何?
- チャレンジパッド2とチャレンジパッド3の違いは何?
- スペック・機能は?
- 価格は?
- 何ができるの?
- いつから・誰に届くの?
- チャレンジパッド3に全面的に変更になるのはいつから?
- 実際に手にして分かったチャレンジパッド3の使い心地とメリット・デメリット
といった、進研ゼミ学習専用タブレット・チャレンジパッド3の疑問について詳しく解説します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
進研ゼミのチャレンジパッド3って何?

チャレンジパッド3というのは進研ゼミでタブレット学習をする場合に使用する学習専用タブレットのこと。
進研ゼミのタブレット学習には
- チャレンジタッチ(進研ゼミ小学講座)
- ハイブリッドスタイル(進研ゼミ中学講座)
- 中高一貫コース(進研ゼミ中学講座)
の3つのコースがあり、いずれも市販のタブレットは使用しません。
進研ゼミの3つのタブレット学習で使用できるのは、進研ゼミの講座に取り組むためだけに開発された学習専用タブレット〈チャレンジパッド〉になります。
2019年にさらに新しく改良されたのがチャレンジパッド3になります。
※現在最新機種としてチャレンジパッドネオがありますが、チャレンジパッドネオは中学準備講座(現小学6年生)のみが対象となり、その他の学年は引き続きチャレンジパッド3が最新機種となります。
チャレンジパッド3の違いはたった一つ!

チャレンジパッドというのは進研ゼミのタブレット学習専用の学習専用タブレット。
2017年にチャレンジパッドからチャレンジパッド2に変更になりましたが、チャレンジパッド3はさらに変更が加えられた学習専用タブレットです。
そこで、チャレンジパッド3とチャレンジパッド2の違いを問い合わせてみました。
チャレンジパッド2とチャレンジパッドの違いはこちら
中学準備講座のチャレンジパッドNeo詳細はこちら
大きな違いは液晶のサイズの違いとのことです。
どちらも〈チャレンジタッチ〉の受講に必要な学習専用タブレットになります。
違いは液晶サイズがチャレンジパッド3の方がやや小さく軽くなります。
ですが、どちらも学習に必要な液晶画面のサイズであることには違いありません。
とのサポートデスクからの回答でした。
学習自体に差しさわりのない程度バージョンアップといったマイナーチェンジのようです。
サイズ比較
チャレンジパッド2とチャレンジパッド3のサイズを比較してみました。
チャレンジパッド2 | チャレンジパッド3 | |
高さ | 約204mm | 約192mm |
幅 | 約271mm | 約272mm |
厚さ | 約16mm | 約16mm |
重さ | 約760g | 約680g |
縦が12㎜(1.2㎝)短くなり、横幅が1㎜広くなります。
厚みに変化はないものの、重さが約80g軽くなることに。
チャレンジパッド2の大きさがA4サイズ程度なので、A4サイズよりも少し小さくなる程度のようです。
ただ重さだけは80gほど軽くなります。
約80gほどの違いなので、大きめの卵1個分くらい軽くなると考えるとわかりやすいですよね?
縦が12㎜短くなり、横幅が1㎜広く、卵1個分軽くなる
元々が子どもの目に負担のない画面サイズになっているので、持ち歩きには少々かさばるサイズは変わらないままですが、若干軽くなっているという程度の変更です。
チャレンジパッドは基本的には持ち歩いて外で使うというよりも自宅での在宅学習用タブレットなので、この程度の重さやサイズ変更はあまり重要ではなさそうですよね?
チャレンジパッド3のスペックと機能
詳しいサイズや機能の詳細について解説します。
スペック(仕様・性能)

【チャレンジパッド3その他の情報】
メモリ:16GB
主な機能
・タッチパネル抵抗膜方式、
・カードスロット(microSD/microSDHCメモリーカードスロット)
・カメラ(前面500万画素 背面500万画素)
・MiniUSB端子
・無線LAN(Wi-Fi)IEEE802.11b/g/n/a/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz)
・本体サイズ:高さ約192mm×幅約272mm×厚さ約16mm 重量:約680g
※「チャレンジパッド3」は、「進研ゼミ」が提供するコンテンツ
通常のインターネットなどの利用はできません。
Wi-Fiがないんだけど…という方はこちらも参考にしてみてくださいね。
また設定に不安があるなら…
⇒ ハイブリッド・中高一貫はこちら 進研ゼミ中学講座
⇒ チャレンジタッチはこちら 進研ゼミ小学講座
機能
- 月ごとのコンテンツ配信
- 動画授業・学習解説
- 出題とW解き直しシステム
- 学習プラン管理(日々の学習・定期テストスケジュール等)
- 書き込み機能
- アラーム機能
- メール機能(小学講座チャレンジタッチのみ)
- ゼミからの通知機能
- 定期的なシステムアップデート
- タブレット使用における詳細設定(ブルーライトカット、明るさ調整、文字判定度合い、など)
機能については以前のチャレンジパッド2とほぼ変更ないようです。
価格

チャレンジパッド2とチャレンジパッド3でのタブレットの価格に変更はありません。
2017年にチャレンジパッドからチャレンジパッド2に変更になった際には本体価格がかなり安くなりましたが、今回のチャレンジパッド3への変更では価格に変更はないようです。
新規入会や学習スタイルの変更※1で初めてチャレンジパッドが必要となる場合には初回特典としてチャレンジパッド3が実質0円になる※2ことにも変わりないので安心してくださいね。
※1:小学講座:チャレンジ ⇒ チャレンジタッチ、中学講座:オリジナルスタイル ⇒ ハイブリッドスタイルへの変更、小学講座 ⇒ 中学講座への継続更新
※2:6か月以上(中高一貫では4か月)継続受講の場合はチャレンジパッド料金は0円。 6か月未満(中高一貫では4か月)で退会または<チャレンジ><オリジナル>に変更した場合にはチャレンジパッド代金9,900円(税込 消費税率10%)が必要。
チャレンジパッド3で何ができるの?

チャレンジパッド3でできることってどんなこと?
気になりますよね?
チャレンジパッド2とチャレンジパッド3の違いはほぼスペックの変更なので、内容的には変化はありませんが、チャレンジパッドでできることもご紹介しておきますね。
小学講座でできること(チャレンジタッチ)

- 教室(メインレッスン各教科・やり切りマップ・パワーアップコーナー・英語レッスン)
- 学習アプリ
- 「赤ペン」見直しコーナー
- 実力診断テスト
- もっと英語 Challenge English
- プログラミングワールド
- 勉強で困ったときにみるコーナー(年間カリキュラム表・授業おたすけ動画・こんなときどうする?コーナー)
- ごほうびコーナー(ニュース・アバター・マンガ・スタンプとフレーム・ゲーム・動画)
- 学習を重ねてジュエルを溜めたら楽しめるコーナー
- わくわく発見ランド(電子図書館まなびライブラリー・わくわく発見BOOK・今だけ!スペシャル・みんなでしゃべり場・編集室だより・知っトク!ニュース)
- 努力賞(ポイントの確認・プレゼントの閲覧・努力賞の使い方:ここではポイント交換はできません)
- ニュース(〇月号のお知らせ・ジュエルごほうび)
- 注目コーナー(投票フェスティバル・タッチニュース):今後のチャレンジタッチの案内
- がんばりカレンダー(出席スタンプ・学習アラーム確認)
- メール(ゼミのキャラクター・おうちのひと・赤ペン先生との送受信)
- アバター設定
- 学習アラーム
- コース設定(標準コース⇔挑戦コース)
- その他の設定(画面の明るさ・ブルーライトの強さ・手描き文字スピード・利き手・文字の判定モード・ニックネーム・タッチパネルの補正・Wi-Fi・microSDカード・端末情報確認)
⇒ 豊富な機能!チャレンジタッチはこちら
ご紹介しているのは小学3年生の場合なので、メインレッスンやお知らせコーナー、カレンダー、メールは同じでも学年によっては若干違うコーナーになったりするかもしれません。
ですが、どの学年でもかなり盛りだくさんの内容が楽しめそうです。
設定ではブルーライトの調整から利き手の設定、文字についての詳細設定など子どもに合わせて細かく設定できるので安心です。
もちろん、勉強がメインなので時間がない場合にはメインレッスンをこなして、月末に赤ペン・実力診断に取り組むだけでも十分でしょう。
注目は2020年4月から3年生以上はチャレンジパッドで赤ペン提出ができるようになったこと(デジタル赤ペン)
ただし、1・2年生は従来通り郵送かカメラ提出になります。
3年生以上とはいえタブレットで赤ペン先生の提出を済ませることができるようになったのは助かりますよね!
その他、お楽しみコーナーも充実しています。
ただし、お楽しみコーナーは学習を重ねて「ジュエル」というポイントのようなものを溜めないとできないのでモチベーションアップにつながる工夫がされています。
チャレンジパッド3を使って進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチでできることはかなり充実していますよね?
実力しん断テストや赤ペン先生の添削課題、保護者通信を除けばほぼチャレンジパッド3で済みます。
中学講座でできること(ハイブリッド・中高一貫)

- 今やるレッスン検索
- メニュー(ごほうびストア・学習アプリ・やる気アップルーム・まなびライブラリー・チャレ友チーム対抗・努力賞ポイントチェック&交換・設定変更)
- 授業対策
- 課題提出
- 定期テスト対策(定期テストの日程設定・テスト対策・振り返り)
- 英語検定対策
- AIアシスタント(コーナー検索・ゼミ勉強のヒント・高校検索・学習アドバイス・翻訳・辞書・ミュージック・ニュース・天気)
- ギモン・悩みを解消(問題の解き方・勉強法・中学校生活・高校受験・タブレットの使い方)
- アバター設定
- 今週の目標
- 学習記録
- 今日のオススメレッスン
- Myカルテ(進度が合わない時)
- ときなおしカルテ(ニガテをクリア!)
「今やるレッスン検索」では学校の授業に合ったカルテ(学習記録)を検索できます。5教科に対応しているので、どの教科でも安心ですよね。
教科書準拠である進研ゼミだからこそできる機能といえます。
「課題提出」ではここから〈マークテスト〉〈模試〉〈赤ペン添削課題〉の提出ができます。
また、このコーナーで志望校の登録と変更、努力賞ポイントの確認と交換もできます。
「定期テスト対策」コーナーではテスト対策学習以外にも、定期テストの日程を設定したり、テストが終わった後の振り返り学習もできます。
ここで解説しているのは中1講座の内容なので、他の学年、中高一貫では多少内容が異なると思いますが、おおむねこういった内容となっています。
⇒ ハイブリッドスタイル詳細はこちら
⇒ 中高一貫詳細はこちら
あhttps://p-cure.net/chugaku-taikai-tablet/
小学講座・チャレンジタッチと同様に中学講座のハイブリッドスタイルでも赤ペン先生の添削がタブレットで提出できるようになりました(デジタル赤ペン)。
また、小学講座ではできない努力賞のプレゼント交換がタブレットでできるようになっています。
また高校検索やお悩みコーナーも充実しているので何かと「迷う」「困った」が増える中学生でも検索したり質問することで勉強以外でもスムーズに中学生活を進められます。
日々の学習に加え、定期テスト対策・英検対策などもしっかりできます。
今日のタブレットを開くと一番に「今日のおすすめレッスン」が目に入るので、「今日何をした良いか…」で迷うことなくすぐに学習に取り組めます。
勉強のメインとなる部分やモチベーションアップにつながるお楽しみ・ご褒美といったものは全てタブレットで完結するので簡単にスッキリと勉強がはかどるようになっています。
チャレンジパッド3はいつから・誰に届くの?
2020年12月現在では中学準備講座以外のすべてのタブレット学習、新規入会生にチャレンジパッド3が届きます!
現在小学6年生を対象とする中学準備講座受講生はチャレンジパッドネオとなります
以下は以前の情報となります。

今、申し込んだら必ずチャレンジパッド3が届くの?
コース変更してもチャレンジパッド3が届くの?
など
いつからチャレンジパッド3に変わるの?
誰にでもチャレンジパッド3は届くの?
と、新入会を検討している人のみならず、受講生の方も疑問に感じられる方が多いと思います。
ですが、
お客様の学齢、入会月号、新規のお客様・継続のお客様で提供する機器が複雑に変わるので、チャレンジパッド2,3がいつ誰に届くのかをお客様に告知できない
(※ 2020年小6講座12月号(2021年1月から中学準備講座)ではチャレンジパッドneoが届きます。ただしチャレンジパッドネオは中学準備講座のみ対応で他の学年では引き続きチャレンジパッド3が最新型になります。2020年11月現在情報)
とのことでした。
ただし、中学講座の場合
2020年度 中学1、2年生 ⇒ 「チャレンジパッド3」「チャレンジパッド2(感圧式)」のどちらか
2020年度 中学3年生 ⇒ 「チャレンジパッド2(感圧式)」「チャレンジパッド2(静電式)」
が使えるとのことなので2020年度にチャレンジパッド3が届く可能性があるのは 中学1年生か2年生に限定されるようです。(2020年5月現在)
さらに中1講座・中2講座の新入会であれば手持ちのチャレンジパッドがない場合にはチャレンジパッド3が届くことになります↓

中3受験講座は新入会でもチャレンジパッド2となるようですね↓

あくまでこれは新入会のケースなのでコース変更の場合はどちらが届くかは不明です。(2020年6月11日現在)
先にご紹介した通り、小学講座では諸々の事情によって「チャレンジパッド3」「チャレンジパッド2」のどちらがか届くようになっています。
ただし、新1年生(現在年長さん)にはチャレンジパッド3が確実に届きます。
それ以上の学年(現1年生~6年生)はどちらが届くかは不明です。
2020年6月現在でもまだ、「いつから」「誰に」は詳細に非公開なため、
- 継続で紙教材から変更なのか
- 新規入会か再入会なのか
- 学年や受講歴
といった詳細によってチャレンジパッド2かチャレンジパッド3かに分けられるようです。
また、完全に変更される時期がわかり次第、お知らせしますね。
現時点ではっきりとしているのは
実際に手にして分かったチャレンジパッド3の使い心地とメリット・デメリット

中1講座で実際にチャレンジパッド3を使ってみると思ったよりも軽く、コンパクトでスマートです。
チャレンジパッド2は小学講座で子どもが使っているのですが、勉強やお楽しみシーンでの改良点というのは特にないようです。
※ カバーや配信内向は異なりますが、タブレット本体は小学講座・中学講座とも同じになります。
ただ、デメリットを挙げるとするなら
- タッチペンの反応が悪い(指の方が反応が良い)
- ソフトカバーになったので立てて使うには使いにくい
といった点があるかと思います。
タブレットの反応自体は悪くないようなので、タッチペンを先の丸いタイプにするか、指を使うことをおすすめします。
カバーがチャレンジパッド2よりも柔らかく、シリコンのソフトタイプカバーになっているので、立てかけて使うと少しグニャグニャと感じるかもしれません。
チャレンジパッド2を使っていると違和感を感じるかもしれませんが、チャレンジパッド3が初めてならそれほど抵抗ない程度です。
使いにくいようならタブレットスタンドを使っても良いと思います。
他には特にデメリットはありません。
子どもが勉強に集中するにはおすすめのタブレットだと思います。
\進研ゼミ/
まとめ
要は画面がちょっと小さく、軽くなったということです。
バージョンアップといっても機能面での変更などはないようです。
チャレンジパッドは学年や入会時期、コース変更/新規入会などの違いによりチャレンジパッド2かチャレンジパッド3のどちらかが届きます。
ただし、新入会の中1講座・中2講座でハイブリッドスタイル選択の場合はチャレンジパッド3が必ず届くようになっています。
公式ホームページでの表記も順次「学習専用タブレット」に変更になっているので、タブレット端末の違いに神経質になる必要はなさそうですよね?
タブレットのささやかな変更よりも日々充実していく学習内容に着目するほうがメリットが大きそう!
学習内容や進め方、特徴をよく理解して、ぜひ子どもの充実した学校生活に進研ゼミの通信講座を活用してみてはいかがでしょうか?