
2025年10月から、公文式でもタブレット学習(KUMON CONNECT)がスタートします。
これまでも教室学習以外にも公文のオンライン学習はありましたが、今回スタートするのはタブレット学習。
プリント学習かタブレット学習化を選べるようになるんですね!
もちろんこれまでのプリント教材を使うこともできますが、その上で
- 先生の丸付けはその都度なので「お直し」がスムーズ!
- 効率的に時間を使えるようになる
- 子どもの頑張りをタブレットで確認できる(保護者)
- プリント管理の必要なし!
- お休みの日は自宅で宿題交換できる!
など魅力的なポイントはたくさん!

じゃ、タブレットにする方が有利なの?
というとそうではありません!
プリント、タブレットともにお子さまのタイプや学びの目的によって、一長一短があるので、まずは子どもに「どう学ばせたいのか」を考えて選ぶ必要があるんですね。
ここでは、新しくスタートする公文のタブレット学習「KUMON CONNECT」の特徴とプリント学習との比較、これからの公文式の学習スタイルの選び方について解説しています。
公文のタブレット学習【KUMON CONNECT】とは?
対象科目 | 算数/数学 国語 英語 |
---|---|
学習方法 | タブレット学習 |
通室 | 基本的には週2回 |
使用教材 | タブレットとスタイラスペン iPadまたはandroidタブレット |
公文式で新しくスタートするタブレット学習がKUMON CONNECT です!
対象科目

対象の科目は算数/数学、国語、英語の3科目。
現段階でタブレット学習で取り組めるレベルは限定的↓
- 算数/数学(公文式4A教材~O教材)
→ 数字の読み書きから高校教材(数Ⅲれべる)まで - 国語(公文式BⅠ教材~DⅡ教材)
→ 小2~小4相当の文章や漢字を学習するレベルまで - 英語(公文式3A教材~KⅡ教材)
→ 英語に親しむレベルから高校中級程度のレベルまで
まだ全範囲ではなく、一定範囲に限定されているんですね。
ただし、教材の範囲はこれから拡大予定とのことで、忙しくなる中学生や高校生でも続けていけそうですよね。
使用教材(端末)
使えるタブレットはiPadかAndroidタブレット。
Chromebookやfireタブレット、パソコンでは取り組むことができません。
スマホも未対応。
対応機種については公式サイトで確認してくださいね。
教室には通うの?

基本的にはプリント学習と同様に、教室が指定する日程で週に2日は通室日となります。
これは新しい内容を習うためには必要なことで、また学習リズムを乱さないためにも必要なんですね。
ただし、タブレット学習の場合は、お休みの場合の宿題交換に行く必要がない、通えない日も自宅で取り組めるなど、教室に行かなくても勉強が続けられる魅力があります。
インフルエンザなどの感染症が流行る時期や、天候事情で休校の場合も家から出ずに新しい学習に取り組むことができるんです。
【KUMON CONNECT】公文のタブレット学習 使い方
- アプリインストール
- IDとパスワードでログイン
- 学習アプリで毎日の取り組み
- 学習終了と同時に教室に送信
- 採点ができ次第返却
- お直しして再提出
- 100点になれば終了!
勉強の流れ自体はこれまでのプリント学習と同じで、「取り組んで提出、間違いがあればやり直して、できるまでやる」。
ですが、タブレット学習の場合はその場で提出ができるので、宿題のお直しに教室で時間を取られることがないんです。
公文式は毎日の取り組みと週に2日の通室を軸に学習リズムを整えています。
基本的には1科目1日5枚分のプリントが宿題になっているので、1回の通室で提出するのは10枚から15枚。
教室で提出した宿題の採点を待っている間も、教室分のプリントに取り組みます。
この時間(教室で過ごす時間)が長くなればなるほど、子どもには「しんどい」場所になるんですね。
だからこそ、教室で過ごす時間を短縮するためにも、毎日の宿題をその場で提出、翌日にはお直しができるタブレット学習はおすすめ。
教室での時間をショートカットできるKUMON CONNECTは公文式学習をより効率的で楽しくするための一つの学習方法といえます。
公文のタブレット学習のお月謝は?
毎月の会費はプリント学習と変わりません。

ただし、タブレット学習の場合は、タブレットとタッチペンの準備と通信環境は各自で準備が必要になります。
タブレット学習(KUMON CONNECT)の場合は、英語で必要だったリスニング教材(E-pencil)は必要なくなります。
専用のタブレット端末やタブレットの貸し出しなどはないので、初期費用がかかるのは否めません。
これからの時代、小学生であってもタブレットなどの通信機器は勉強にも必要。
この機会に準備する、手持ちのものを使う、ひとまずプリント学習で進める、などご家庭の事情で検討してみてくださいね。
プリント学習⇔タブレット学習 変更はできる?
いつでも変更できます
教材の準備があればいつでも変更できます。
まずは開講教室ではお試し期間が設けられますので、まずは試してみてもいいですよね。
タブレット学習で入会ってどうするの?
基本的な入会申込と別に「KUMON CONNECT学習申込書」の提出が必要です。
すでにプリント学習で通っていいる場合は、追加でKUMON CONNECT学習申込書を提出、これから入会するなら、通常の入会申込書とKUMON CONNECT学習申込書を提出します。
まずはお近くの公文教室で相談してみてくださいね。
【公文】プリント学習とタブレット学習 どっちが良いの?

プリント学習 | ・じっくり、しっかり勉強させたい ・書く勉強を重視したい |
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タブレット学習 | ・学習習慣(取り組み習慣)を身に付けたい ・効率的に時間を使いたい |
目的や目標、子どものタイプによって選ぶべき学習タイプは異なります。
例えば、書く勉強はしっかりできている(きれいに書ける、他でも書くことが多いなど)のであれば公文の勉強はタブレット学習でサクッと仕上げるのがおすすめ。
また、勉強嫌いで、まずは学習習慣を付けさせたい場合も、時間がかかるプリント学習よりはタブレットの方が向いています。
中学生、高校生で学校や部活で忙しいのであれば、公文のタブレットは効率的でおすすめ。
反対に、まだまだ「書く」ことを大切にしたいのであればプリント学習。
保護者がその都度(毎日)宿題分の丸付けをできるのであればプリント学習が良いでしょう。
小学生のうちはどうしても文字が大きくなりがち。
ひらがなや漢字、数字、英語のどれも「スペースいっぱいに書いてしまう」「空いているスペースに自由に書いてしまう」子も少なくないですよね。
この場合は、まずはプリント学習で「大きく書くと書ききれない」ことに気付き、丁寧に、最適なサイズで書く練習も必要だと思います。
そのためにはプリント学習ですよね。
でも、勉強嫌いな子どもにプリント学習は苦痛!
それならタブレットでサクッと取り組めるKUMON CONNECTでスタートが負担がありません。
このように、タイプや目的によって使い分けてくださいね。
学習内容はプリントでもタブレットでも同じなので、まずは一度両方を試して比べてみるといいですね。
KUMON CONNECT まずはお試し体験から!
教室によってはすでに対応しているようですが、これから順次展開予定の公文のタブレット学習。
本格的に始めるならタブレットとスタイラスペンの準備は必要ですが、まずは教室でのお試し体験がおすすめ。
効率的に公文教材に取り組ませたいと考えているなら、一度お近くの教室に相談してみてくださいね。