
高校受験は、通信教育のみでも目指せます。
ただし、教材を申し込むだけで合格に近づくわけではありません。
塾なしで進めるなら、志望校のレベルに合う教材を選び、家庭でも学習の進み具合を見ていくことが大切です。
難関校や公立トップ校を目指すなら、応用問題や記述問題まで取り組みやすいZ会が候補になります。
一方で、勉強に苦手意識があり、費用も抑えたい場合は、定期テスト対策から入試対策まで流れがある進研ゼミの方が進めやすいこともあります。
スタディサプリやスマイルゼミ、すららも中学生向け教材としては選択肢になりますが、「通信教育のみで高校受験を進める主力教材」として考えると、サポート面や受験対策の流れで不安が残ります。
お子さんの状況で見る教材の選び方
難関校・公立トップ校を目指す
Z会
苦手意識がある・費用を抑えたい
進研ゼミ
スタディサプリ・スマイルゼミ・すらら
主力教材としてはやや不安
※あくまで傾向です。お子さんの状況に合わせてご確認ください。
この記事では、通信教育のみで高校受験を目指せる子の特徴、家庭で準備したいこと、教材選びの考え方を保護者目線で整理します。
難関校や公立トップ校を視野に入れている場合は、Z会の講座レベルがお子さんに合いそうか、早めに確認しておくと安心です。
高校受験は通信教育のみでも目指せる
通信教育のみで合格を目指せる子の特徴
通信教育のみで高校受験を目指す場合、すべてのお子さんに同じように向いているわけではありません。
自分で学習計画を立てられる子、分からない問題をそのままにせず確認できる子、学校の授業や提出物にきちんと取り組めている子は、通信教育のみでも進めやすい傾向があります。
通信教育のみだと厳しくなりやすい子の特徴
反対に、次のようなタイプのお子さんは、通信教育のみだと学習が止まりやすくなることがあります。
- 一人だと机に向かう習慣がつきにくい
- 苦手な単元が多く、どこから手をつければよいか分からない
- 分からない問題をそのままにしてしまいがち
- 志望校の記述問題や応用問題に不安がある
当てはまる項目が多い場合は、通信教育のみにこだわらず、塾や個別指導との併用も選択肢に入れておくと安心です。
通信教育のみで進めやすい子・厳しくなりやすい子
こんな子は進めやすい
- ✓自分で学習の計画を立てて、コツコツ取り組める
- ✓分からない問題も、解説を読んで理解しようとできる
- ✓学校の授業や提出物にきちんと取り組んでいる
- ✓間違えた原因を振り返る習慣がある
こんな子は注意したい
- △一人だと机に向かう習慣がつきにくい
- △苦手な単元が多く、どこから手をつければよいか分からない
- △分からない問題をそのままにしてしまいがち
- △志望校の記述問題や応用問題に不安がある
※あくまで傾向です。当てはまる数が多いかどうかの目安としてご覧ください。
「通信教育のみ」でも模試・過去問・学校の提出物は必要
通信教育のみで進める場合でも、教材に取り組むだけで合格が近づくわけではありません。
模試を受けて今の実力と志望校との距離を確認すること、過去問で出題傾向に慣れておくこと、そして学校の提出物や授業をおろそかにしないことは、どの教材を選んでも欠かせない部分です。
通信教育は学習の中心にはなりますが、受験対策のすべてを代わりにしてくれるものではない、という前提で付き合っていくとよさそうです。
通信教育のみで進めるなら教材選びも重要
通信教育のみで高校受験を進める場合、どの教材を選ぶかによって、進めやすさは大きく変わってきます。
ただし、Z会・進研ゼミ・スタディサプリなど、どの教材が合うかは志望校のレベルや今の学力、学習スタイルによって違うため、ここでは考え方だけ簡単に整理します。
Z会・進研ゼミ、選び分けの目安
Z会
難関校・公立トップ校向き
- ✓応用問題・記述問題まで取り組みやすい
- ✓塾なしでも自宅学習の軸にしやすい
- ✓ある程度自分で学習を進められる子向き
進研ゼミ
基礎固め・費用重視向き
- ✓定期テスト対策から入試対策まで流れがある
- ✓取り組み始めのハードルが低め
- ✓費用を抑えながら続けやすい
難関校や公立トップ校を視野に入れているなら、Z会の講座レベルがお子さんに合いそうか確認しておくと判断しやすくなります。
スタディサプリやスマイルゼミ、すららも、使い方次第で十分に役立つ教材です。通信教育のみで高校受験を目指す場合も、教材名だけで選ぶのではなく、何を補いたいかで考えることが大切です。
難関校対策・内申点対策・苦手単元の復習など、目的別にZ会・進研ゼミ・スタディサプリを詳しく比較したい方は、高校受験におすすめの通信教育を比較している記事もあわせてご覧ください。
通信教育のみで高校受験を目指す家庭で準備したいこと

通信教育のみで高校受験を進める場合、教材選びと同じくらい、家庭でのサポート体制も合否を左右する要素になります。
ここでは、通信教育のみで進める家庭に準備しておきたいことを整理します。
週間スケジュールを決める
通信教育は、いつ何をやるかが自由な分、決めておかないと後回しになりがちです。
1週間単位で学習内容と時間をおおまかに決めておくと、学習のリズムが崩れにくくなります。
学校ワークと提出物を後回しにしない
内申点にも関わる学校のワークや提出物は、通信教育の学習と並行して、期限内に終わらせておきたいところです。
通信教育ばかりに時間を使ってしまい、学校の課題が後回しになると、内申点で不利になることもあります。
中3後半は模試を受ける
通信教育のみで進めていても、中3の後半になったら模試を受けて、今の実力と志望校との距離を確認しておくことをおすすめします。
模試の結果は、残りの期間で何を優先すべきかを見直す材料になります。
志望校の過去問に取り組む
志望校の出題傾向は、学校によって違いがあります。通信教育の教材だけに頼らず、中3の後半からは志望校の過去問にも取り組み、時間配分や出題形式に慣れておくと安心です。
分からない問題を放置しない仕組みを作る
一人で学習を進めていると、分からない問題をそのままにしてしまうこともあります。
教材の質問サービスを活用したり、家庭で定期的に理解度を確認したりするなど、疑問を放置しない仕組みを作っておくことが大切です。
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通信教育のみで進める家庭の
準備チェックリスト
スクリーンショットを撮って、ご家庭で見返す際にご活用ください。
通信教育のみで進める前のチェックリスト
最後に、通信教育のみで高校受験を進める前に、家庭で確認しておきたいポイントをまとめました。当てはまる項目が多いほど、通信教育のみでも進めやすいと考えられます。
- 自分で学習計画を立てて取り組めるか
- 学校の授業や提出物をきちんと進められているか
- 分からない問題を質問したり、調べたりする習慣があるか
- 模試や過去問に取り組む時期をイメージできているか
- 志望校のレベルに合った教材を選べているか
高校受験を通信教育のみで進める家庭によくある質問
Q. 高校受験は通信教育のみでも対策できますか?
通信教育のみでも高校受験対策はできます。ただし、自分で学習計画を立てられるか、学校の授業や提出物をきちんと進められるか、分からない問題を放置しないかによって向き不向きがあります。
難関校や公立トップ校を目指す場合は、応用問題や記述問題まで取り組める教材を選び、模試や過去問もあわせて進めることが大切です。
Q. 通信教育のみで公立トップ校を目指すことはできますか?
応用問題や記述問題まで対応できる教材を選び、模試や過去問にも取り組めば、通信教育のみで公立トップ校を目指すことは可能です。ただし、基礎に不安がある場合は、塾や個別指導との併用も検討すると安心です。
Q. 塾との併用は必須ですか?
必須ではありません。自分で学習計画を立てられ、分からないところを放置しないお子さんであれば、通信教育のみでも十分に進められます。一人だと学習が止まりやすいタイプの場合は、部分的な併用を検討するとよいでしょう。
Q. 通信教育はいつから始めるのがよいですか?
中1・中2のうちから始めておくと、学習習慣がついた状態で受験学年を迎えやすくなります。中3からのスタートでも、志望校のレベルに合わせて教材を選べば、十分に間に合わせることは可能です。
Q. きょうだいで同じ教材が合うとは限りませんか?
その通りです。学習のペースや、自分で進める力には個人差があります。上のお子さんに合った教材が、下のお子さんにも合うとは限らないため、それぞれの特徴に合わせて選ぶことをおすすめします。
まとめ|通信教育のみで高校受験を目指すなら、教材選びと家庭管理が大切
ここまで見てきたように、通信教育のみで高校受験を目指すことは十分に可能です。
ただし、教材を申し込むだけで合格が近づくわけではなく、
- 学習計画を自分で立てられるか
- 学校の授業や提出物をきちんと進められるか
- 分からないところを放置しないか
によって、進めやすさは大きく変わります。
反対に、
- 一人だと勉強が止まりやすい
- 苦手単元が多くて何から手をつければよいか分からない
- 志望校対策や記述問題に不安がある
という場合は、塾や個別指導との併用も検討した方が安心です。
「通信教育のみ」といっても、模試や過去問、学校の提出物への取り組みは欠かせません。
塾なしで高校受験を目指す場合、教材選びで迷いすぎるより、まずは候補になる教材の難易度や学習の進め方を確認してみるのがおすすめです。
難関校や公立トップ校を視野に入れているなら、まずはZ会の中学生向け講座が、お子さんの志望校や今の学力に合いそうかを見ておくと判断しやすくなります。

