日能研と能開センター(関西エリア) どう違う?どっちが良いの?塾の特徴を徹底比較!

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3セットの机と椅子と「日能研」「能開センター」の文字

日能研と能開センターはどちらも、それぞれに学校のような雰囲気をもつ中学受験塾。

両塾ともクラス担任制面倒見の良さには定評があります。

ただし「学校のような雰囲気」といっても塾の雰囲気は違っていて

日能研能開センター
自由度の高い過保護な学校校則が厳しい過保護な学校
※ あくまで個人の意見です

イメージしてください。

また、能開センターは兵庫には1校しか出校していないので、兵庫県の中学受験であれば日能研の方が安心感があります。

ここからはさらに詳しく日能研関西と能開センターを比較していきます。

教室ごとの詳細資料請求で届きます
教室&授業の雰囲気をリアルに体感
入室テスト前でも体験可〇

※ ここでは西宮北口校、千里中央校、上本町校、姫路校、烏丸校など、日能研の関西エリアの情報をご紹介しています

近畿中学受験の時間割・費用が分かります

※ ここでは能開センターの近畿中学受験の情報をご紹介しています

日能研と能開センター どう違うの?

日能研関西も能開センターも、多々ある中学受験塾の中では、比較的低予算で面倒見の良さが人気

どちらも中学受験の先にある、子どもたちの未来を見据えた学びを大切にしている点もよく似ています。

だたし

ココが違う!

教室の雰囲気・指導

は全く違います

日能研はアットホームで「和気あいあいとした学校」のような雰囲気なのに対し、能開センターは「堅実で真面目な学校」をイメージすると分かりやすいでしょう。

また、日能研は保護者と連携して中学受験に向けて子どもを育てるのに対し、能開センターは基本的には「塾で全て面倒を見ます」というスタイルなんですね。

どちらも自習室は無料開放されていますが、日能研が「自由に使えるから、いつでも来てね」といった感じなら、能開センターは授業前・授業後の自習室時間確保も講師を確保して行うため、拘束時間が長くなる傾向があります。

日能研・能開センター共通点
受験の先も考えた学びを大切にしている
クラス担任
中堅校受験生が多い
無料で自習室を開放
自習室に講師・チューターがいる
日能研能開センター
合格校レベル中堅~最難関中堅~難関
面倒見良い良い
入塾テストやさし目難し目
指導学年小3~小6
※ 灘特進のみ小2~
小1~小6
雰囲気和気あいあい落ち着きがあり真面目
費用※43,45041,250
その他の費用入会金
テキスト代
入会金
テキスト代
模試・テスト代
施設等教育関連諸費
授業時間※380分/週600分/週
※ 2024年度当サイト調べ・小5基本講座・4教科受講での比較

塾の指導方針や教室の雰囲気、講師のタイプ、授業時間と費用について、一つずつ比較しながら解説していきますね。

日能研と能開センターを徹底比較

どちらの塾も派手さはなく、堅実なイメージですよね。

そこでどちらが良いか、2つの塾で迷う保護者も多いようです。

タイプは似ていますが、授業の雰囲気や指導方法、支払いが必要な費用、授業時間などは大きく異なります。

塾の雰囲気 どう違う?

黒板と前に並べられた机と椅子

日能研関西も能開センターも学校に近い雰囲気

ただし、塾の雰囲気は日能研の方が明るく温かい雰囲気があります。

能開センターは実直で真面目な雰囲気です。

真面目なタイプの子どもであれば能開センターですが、一般的には日能研の方が子ども受けは良さそうですね。

講師の違い

バインダーを持つ男性の手元

日能研も能開センターも教科指導の先生とは別にクラス担任がいます。
家庭と子ども、塾の間は担任が務めるんですね。

ただし、

日能研能開センター
講師が事務方も兼任講師と事務は別

となっているため、日能研の方が、先生と生徒の距離が近く和気あいあいとした学校の雰囲気になっています。

受付に「いつもの先生」がいることで安心できるのが日能研、指導に専念できる環境が用意されているのが能開センター(指導をとにかく充実させてほしいなら能開)といえます。

全体的に、日能研も能開センターも講師の採用や指導という面では、しっかりとしているので心配はありません。

ただし、日能研関西の講師は、教室ごとに「ベテラン・中堅・フレッシュ」とバランスよく配置されているので、教室による講師の偏りがありません。

お子さまと先生との相性もあるので、講師については、実際にそれぞれの希望教室に面談に行ってみる必要があります。

全体的には、日能研も能開センターも講師のレベルに違いはありません。

日能研と能開センターの指導の違い

スーツ姿の男性と青いチェックマーク

どちらも基本は復習型の指導。

予習の必要はありません。

ただし、

日能研

塾が主導で勉強の進捗を把握してアドバイスするので、家庭学習も充実させましょう

能開センター

基本的には塾で全て面倒を見ます

といった、塾のスタンスの違いはあります。

この違いは大きいですよね。

日能研も能開センターも、無料で自習室を開放してたり、そこでサポートしてくれるチューターや講師が常駐しているものの、日能研では保護者が学習範囲を用意して自習室に向かわせる必要があります。

能開センターは自習室での勉強まで、細かく講師のサポートが入ります。

家庭でのサポートの度合いが違ってきますが、能開センターは必然的に塾での滞在時間が長くなるため、「保護者のサポートの程度と子どもタイプ」が選び方のポイントになりそうです。

授業時間の違い

1週間の時間割と時計を持つ男性

日能研も能開センターも、指導としては年齢(学年)に合った指導からスタートして、5・6年生で受験体制を整えるスタイル。

日能研ではステージ制といっていますね。

どちらの塾も基幹講座では低学年では、まずは勉強に取り組む姿勢からのスタート。

段階的に本格的な中学受験体制に整えていきます。

日能研能開センター
小3140分140分
小4280分390分
小5380分600分
小6600分630分
基本講座の1週間の授業時間で比較しています

4年生以降は、日能研の授業時間がかなり短くなっています。

これは日能研は授業時間内に復習テストをしないからなんですね。

能開センターだけではなく、浜学園や希学園、馬渕教室など関西の大手中学受験塾が授業の前半に、前週の復習テストと丸付けをするのに対し、日能研関西は授業時間とは別に復習テスト(学習力育成テスト)を実施します。

そのため、一見授業時間が極端に短く見えますが、実質的な授業時間はそれほど違いはありません。

日能研は「復習テストを授業時間内に実施しない」という点は知っておくべきポイントですね。

日能研と能開センター 費用の違い

青いランドセルと電卓と鉛筆と「塾代って違うの?」の文字

日能研(関西)と能開センター(近畿中学受験)では必要な費用が大きく異なります。

授業料の比較
日能研能開センター
小315,400円/月13,860円/月
小433,000円/月29,370円/月
小543,450円/月41,250円/月
小655,050円/月49,830円/月
基本講座の4科目受講で比較(小3のみ2科目)
テキスト代比較
日能研能開センター
小38,800円13,420円
小423,034円37,180円
小540,205円54,175円
小642,845円72,930円
基本講座の半期分で比較
能開センター5・6年は継続性の場合若干安くなります

テキスト代(半期分)は日能研の方が費用負担が少ないものの、月謝は能開センターの方がグッと安いですよね。

ただし!

日能研(関西)の授業料には、テスト代(学習力育成テスト・公開模試)が含まれます。
また、毎月の費用は授業料のみ。

能開センターの場合は、テスト代(到達度判定テスト・公開模試:各年5または6回)は月額料金に含まれず、施設等教育関連諸費が必要になります(毎月)。

また、日能研関西は夏期講習期間である8月は授業料が請求されないため、年間の実質授業料は「月額料金×11ヶ月分」。

能開センターは12ヶ月分になります。

例えば5年生の年間負担額で比較すると↓

日能研能開センター
入会金22,000円22,000円
授業料477,950/年間
43,450円×11ヶ月)
495,000円
41,250円×12ヶ月)
テキスト代80,410円
(40,205円×2)
108,350円
(54,175円×2)
テスト・模試費用なし59,400円
(4,950円×12回)
その他の費用なし47,520円
(3,960円×12ヶ月)
合計580,360732,270
基本講座の半期分で比較
能開センター5・6年は継続性の場合若干安くなります

テキスト代は前期・後期で変わることもあるので、目安にはなりますが、

5年生1年間(5年から入会)の費用は
日能研関西が約58万円
能開センターが約73万円

と、結果的には能開センターの方がずっと費用負担が大きくなります。

このほか、期間講習(春季・夏期・冬季)や特別(特訓)講座などもあるので、場合によってはさらに費用負担が必要です。

授業料以外の費用の有無は大きなポイントになりそうですね。

日能研関西の特徴とおすすめタイプ

日能研のロゴ
日能研(関西)の特徴
  • 中堅校~最難関校まで合格率が高い
  • 面倒見が良い(生徒・保護者)
  • アットホームな雰囲気
  • ゆっくり着実な授業
  • 生徒・保護者の希望に合わせた進路指導
  • テストの成績で席替えがある(月3回~と席替えが多め)
  • 成績のデジタル管理が徹底している
  • 志望進路・家庭の事情に合わせた通塾ができる

だから!

日能研関西が合うタイプ
  • 合う学校に進学したい
  • 家庭学習の管理がある程度できる
  • 「みんなで頑張る」ことが好き・得意
  • 費用の見通しが付く方が安心して通わせられる
  • 塾と家庭との連携があると安心
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能開センターの特徴とおすすめタイプ

「能開センター」の文字
能開センター(近畿中学受験)の特徴
  • 塾でほとんどのサポートが完了する
    (家庭学習管理が要らない)
  • 堅実な指導と学習環境
  • 大阪南部・和歌山の学校に強い
  • 授業後の居残り指導が充実(その日のうちにつまずき解消)
  • 厳し目の学校の雰囲気(ホームルームあり)
  • 生徒同士の丸付けをしない
    (競争心を煽らない)
  • 家庭への激励電話がある

だから!

能開センターが合うタイプ
  • 真面目でにぎやかなのが苦手
  • 家庭での学習管理が難しい(サポートできない)
  • 「ライバルと切磋琢磨」は苦手
  • 大阪星光・清風南海など大阪南部~和歌山の学校志望
近畿中学受験の時間割・費用が分かります

「日能研と能開センター 関西ならどっち」まとめ

日能研(関西)も能開センターも、担任制で学校のように塾がしっかり管理してくれる塾。

さらに、中学受験のその先にある子供たちの将来を見据えた学びを大切にしているというのも共通します。

ただし、

日能研能開センター
明るく和気あいあい
塾と家庭で連携は必須
(家庭サポートが必要)
費用はシンプルに抑えたい
まじめで落ち着きがある
家庭での学習管理は不要
(塾が完全管理)
必要なら出費は覚悟

という違いがあるので、塾選びの参考にしてくださいね。

どちらの塾も指導には定評があり、実績もありますが、

  • 子どもの性格
  • 志望校
  • 家庭でのサポート
  • 費用

によって、選び分けが必要です。

まずは希望の教室の詳しい資料を取り寄せたり、実際に体験してみることをお勧めします。

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