日能研は本部、関東、関西、東海、九州の5つの法人に分かれていて、指導方針は同じでも教室をまとめているのは地域ごとにちがうんですね。
そのため、クラスの名称も地域によって違います。
日能研関西の場合は
本科、本科発展、本科灘特進
が基本。
大規模教室の場合は選抜クラスがあったり、6年生になると志望校別のコースも用意されています。
全教室にすべてのクラスが設定されているわけではないので、まずは一度 希望の教室に問い合わせ てみてくださいね。
日能研関西では、入室資格取得前でも授業を体験できるので、最初に塾の雰囲気を見てみるのもおすすめです。
※ このページでは、西宮北口校、上本町校、千里中央校、岡本校、姫路校、烏丸校など、関西エリアの日能研教室の情報をご紹介しています。
日能研(関西エリア)クラスってどうなってるの?
関西エリアの日能研の場合は、本科・本科発展・本科灘特進 の3つのクラスが基本。
(ネットで見かける TM や G、W(またはM、Tなど)のクラスは関東圏のクラス設定になるので、関西エリアのクラス設定ではありません。 )
各クラスのレベルは
基礎が本科(小3のみリードコース+)
基礎から踏み込んだ内容まで学ぶクラスが本科発展
最難関クラスが本科灘特進
になります。
本科灘特進は「灘」とついていますが、実際には最難関を目指す5年生までの女子もこちらのクラスになります。
6年生からは学校別講座があるので、それぞれに進路選択となりますが、5年生までの最難関クラスは男女問わず本科灘特進クラスということですね。
本科や本科発展では教室の規模によっては、それぞれに1組、2組、3組と分けられていますが、数字が大きくなるほどレベルは上がるんですね。
本科から本科発展は成績が上がればクラスアップも可能ですが、本科灘特進は資格制。
クラスに入るためにテストで一定以上の結果を出して、資格を取得しなければいけないんですね。
本科(基礎)クラスであれば、入室資格取得前でも体験授業を受けることができますが、灘特進クラスは体験時にも資格テストの受験が必要。
それだけレベルに違いがあるということですね。
クラス別 凡その偏差値(日能研)
どのクラスなら、どのレベルの学校を狙える?
これは学年や時期にもよりますが、大まかに想定されるのがこちら↓
クラス | 日能研偏差値 | 学校 |
---|---|---|
本科灘特進 | 65以上 | 灘 甲陽 東大寺 神戸女学院 四天王寺 西大和 洛南 大阪星光 |
本科発展 | 55前後 | 六甲 高槻 清風南海 帝塚山 大教大附属 白陵 関西学院 神戸海星 京都女子 など |
本科 | 55未満 | 啓明 滝川 親和 雲雀ケ丘 帝塚山学院 プール学院 京都橘 金蘭千里 甲南 追手門 近大付属 報徳 武庫川 など |
あくまである程度の目安になります。
また、学年によってはまだまだクラスアップの可能性のあるので、まずは教室に相談してみてくださいね。
クラス分けの基準
入塾 | 入塾時 | 入塾テストで決定 |
4年生 5年生 | 2ヶ月に1度 | 学習量育成テスト (2週間に1回の復習テスト) 全国公開模試 (1カ月に1回) |
6年生 | 毎月 |
テストの結果を基準に、クラス分けがあるんですね。
本科灘特進などの選抜クラスは、一定の基準を満たしている場合(偏差値と順位)になりますが、詳しい偏差値や公開模試の順位は公表されていません。
灘特進というからには、最難関レベルを目指せる結果を出せていることが前提になるとは思いますが、詳細は教室に問い合わせてくださいね。
まとめ
日能研のクラス設定は地域によって変わりますが、日能研関西の場合は
がベースとなっています。
教室によっては本科灘特訓以外にも選抜クラスもあるようです。
まずは一度、本科クラスで日能研の授業を体験しみてはいかがでしょうか?
日能研の特徴や子どもとの相性が分かりやすいかと思います。
日能研なら入室資格取得前に体験できるので、気軽に体験できますよ。