日能研に通うためには入室資格が必要。
その資格取得のためのテストは
- 日能研全国テストと学ぶチカラテスト
- 公開模試
- 期間講習の仕上げテスト
- 個別の入塾テスト
の4種類。
中でも個別入塾テストは、学校の学年相応のテストなので、日々しっかり勉強していれば合格できるレベルになっています。
希学園や浜学園、馬渕教室に比べると、日能研(関西)の入塾テストはやさしめ。
入室テストなら、入室資格を取得しやすいんですね。
※ このページでは西宮北口校、上本町校、天王寺校、千里中央校、烏丸校 など、関西エリアの日能研(日能研関西)についてご紹介しています。
日能研関西の入塾テストは難しい?
関西の大手中学受験塾(希学園や浜学園、馬渕教室など)に比べると、日能研の入塾テストは合格ラインが甘めになっています。
馬渕教室や浜学園のテストで落ちてしまった子が、に日能研に合格して通っているというのは、珍しいことではありません。
日能研は、それぞれの子どもやご家庭に合う学校への受験・合格をバックアップしていて、偏差値至上主義ではないんですね。
そのため、入室時に厳しい足切りはしていないのが現状です。
ある程度の学力は必要ですが、難関校を目指すためのハイレベルな学力は入室時に求めていないのが日能研関西。
入室テストの難易度は低めに設定されています。
日能研の入室資格取得には4つテストが対応
テストは4種類あり
- 日能研全国テストと学ぶチカラテスト(一般生のみ受験)
- 公開模試(日能研生が毎月受ける模試)
- 季節講習の仕上げテスト
- 個別の入塾テスト
になります。
どれでも合格ラインであれば、入室資格がもらえます。
個別の入塾テスト
まずはシンプルに、塾に入りたい人のためのテストが「入塾テスト」
個別に希望の教室と日程を合わせて、受験することができます。
国語・算数(各40分)
日能研の場合は、入室資格取得の時点で厳しく足切りはしていないので、塾に入ることを目的とした入塾テストでは、かなりハードルを低くしています。
5年生の最初頃であれば、学年相応の学力が付いていれば、個別の入塾テストで合格は可能です。
日能研全国テスト・学ぶチカラテスト
全国規模で行われる日能研の無料オープン模試が、日能研全国テスト。
年に5回開催されますが、12月に実施されるテストだけが、なぜか「学ぶチカラテスト」↓という名前になっています。
でも内容は同じ。
参加無料で3月を皮切りに、全国の日能研教室で実施されます。
国語と算数の2教科で各40分
※ 2年生のみ国語・算数各30分
日能研全国テストの特徴としては、記述問題の割合が多いこと。
ただ単に、〇✖だけの答えだけではなく、様々な視点で答えを捉えながら採点されます。
日能研の特徴が色濃く出ているテストですが、それだけに考える子どもには受けやすいテストといえます。
公開模試
4年生以上であれば、日能研生(N生)が毎月1回受ける公開模試も対象となります。
4つの入室テストの中でもハイレベルテストで、これだけは有料になります。
受検費用は3,300円~4,400円(税込)
※ 受験科目数、学年によって費用は違います
日能研で受験勉強をスタートしている生徒も受験するので、中学受験をするにあたり、今現在、自分がどれくらいの位置に付けているのかがリアルにわかります。
難関校志望であれば、公開模試からの入室資格取得がおすすめ。
毎月実施されるので、ご希望の教室に問い合わせてみてくださいね。
期間講習修了時のテスト
日能研では春季講習、夏期講習、冬季講習といった季節講習の申込時にはテストはありません。
ただし、期間講習の最終日の仕上げテストが入塾テストも兼ねています。
期間講習終了後にそのまま入塾を決める場合は、このテストで合否がわかり、クラスも決まるんですね。
合格しやすいのは「個別の入室テスト」
4つの入室資格取得の対象テストで、合格ラインが緩めなのは、個別の入塾テスト。
他のテストと違い、このテストだけは「入塾してからやっていけるか」にフォーカスしたもの。
塾の最低レベルであれば、パスできます。
偏差値とか平均点とかは、関係なく、「あなたがどれくらいこの問題を解けるか」を参考に、塾が合否を決めるんですね。
ただし、学力レベルによっては落ちることもあります。
それでも、さすがに6年生になって合格できない場合は、難しいかと思います(6年生では全ての勉強が一通り修了しているため)が、3年生、4年生であれば、万が一不合格であっても、アドバイスをもらって何度でも挑戦可能!
塾側も「落としたい」わけではなく、できれば入塾させたいので、テスト後のフォローなどもあるので、まずは受けてみてくださいね。
日能研の入塾テスト対策
日能研の入塾テストはやさし目とはいっても、落ちることもあります。
受験まえには対策をしておきましょう。
といっても、5年生の初め頃までは、国語・算数の学年相応のテストになります。
小学校で、しっかり勉強に取り組んでいれば問題なく解けます。
特別な参考書や対策テキストは必要ありませんが、当該学年の勉強をしっかり習得しておくようにしましょう。
学校の教科書を読み込んだり、漢字・算数ドリルをミスなく解けるようすることで、対策ができます。
入塾までの流れ
- 体験授業申込(入室資格取得後でもOK)
- 入室テスト受験
- テストに合格して入室資格取得
後日、入室資格証が届きます! - (事前に体験授業をしていない場合はここで体験授業)
- 入室手続き
- 授業受講スタート!
1週間の無料体験授業を受けることができますが、日能研の場合、入塾テスト受験前でも体験できます。
ただし、この場合は基本講座(本科)の授業になるので、灘特進などのハイレベルなクラスでの体験を希望する場合は、資格取得後になります。
どちらを体験するかは、相談してみてくださいね。
日能研の入塾テスト まとめ
日能研の入室資格取得のためのテストは関西の、他の大手中学受験塾よりもハードルは低め。
特に、個別に実施してくれる入塾テストは、学校の勉強にしっかり取り組んでいれば合格できるレベルになっています。
日程等は個別に相談できるので、まずは希望の教室に相談してみてくださいね。