個別教室のトライと明光義塾の比較ポイントは大きく分けて3つ。
料金
指導
安定感
個別教室のトライ
の費用は高めですが、毎月必要なのは授業料のみ。
週数による請求料金の変更もなく、明朗会計で安定した料金。
「完全1対1の個別指導+演習時間まで確約」のガッチリ指導の万全の体制で目標まで押し上げます。
全教室がトライ直営なので、教室や講師に安定感があるのも安心できるポイント。
幅広い講師陣で成績下位~トップレベルまで指導対応可能です。
明光義塾 はフランチャイズの教室を多く抱えることで、地域密着型で低価格の個別サポートを実現。
生徒の自主性尊を重したサポートとアウトプット主体の授業は、学校の補習授業のような安心の中でマイペースで勉強に取り組めます。
こうした違いから
同じ個別指導塾でも合うタイプは全く違うんですね。
どちらも1回分の授業相当の無料体験ができます。
でも、まずは資料請求しておくと、最新のキャンペーン情報が届くようになるので、最初に資料を取り寄せるのもおすすめ。
両塾とも、意外と勧誘電話は少なかったので安心してくださいね。
個別教室のトライと明光義塾「うちの子にはどっち」に完全回答!
個別教室のトライも明光義塾も、
と、共通するポイントも多いので、はっきり区別をつけるなら料金と指導と安定感。
その上で向き・不向きを考えると選びやすくなります。
それぞれの塾の特徴を捉えた上でおすすめするのは
- 勉強が苦手・勉強嫌い・成績下位
- 成績上位で最難関志望
- 抜け漏れなく指導して欲しい
- 短期間で成績を上げたい
のであれば個別教室のトライ がおすすめ。
個別指導塾の中でも、よりきめ細かなサポートを受けられます。
費用は一見高めに見えますが、授業料以外に必要な費用はなく、1コマ120分(60分授業+60分演習)~と復習までの時間をしっかり確保。
着実な学習時間の確保で学力アップにつなげることができるんですね。
一方、
- 近所の塾がいい
- できるだけ費用はおさえたい
- 本人に「勉強しないと…」という思いはある
- あまり構われたくない
というなら、明光義塾 がおすすめです。
全国1,700以上の教室は、駅近というよりも住宅地の中などにあり、比較的小じんまりとした教室が多く地域密着型の塾。
フランチャイズ教室も多く含まれるため、細かな設定は教室によって違いはありますが、中学生の場合は月額18,590~(15,400円/90分+諸費用3,190円)と比較的、低予算で個別指導を受けることができます。
費用をおさえて個別指導を受けたい場合にはおすすめですね。
指導スペースはパーテーションで一人ひとりに分けられていますが、教室によっては1人の講師が数名を見るので「つまずいたら教えてもらう」くらいの個別指導を考えている場合には適しています。
ここからは、さらに詳しくそれぞれの特徴と塾との相性について解説していきます。
トライと明光義塾の特徴
塾の特徴 | |
---|---|
個別教室のトライ | 明光義塾 |
・講師・指導に安定感がある ・担任制の完全マンツーマン指導 ・毎週授業がある ・診断に基づいた完全個別プラン ・演習時間確保で完全定着と習熟度確認までサポート ・トライ式学習法による指導 ・指定教材なし ・講師の変更は柔軟に対応 ・不登校生の指導にも定評がある | ・1人でできる勉強を授業に取り入れで自立学習につなげる ・明光式特許10段階学習法で個別レベル別プラン作成 ・授業は月4週 ・家庭学習サポートサービスが充実 ・明光のオリジナル教材使用 ・講師は時間担当制 ・アウトプット主体の授業 |
個別教室のトライは担任制の完全マンツーマン指導。
指導時間では生徒自身の言葉で説明することを促し「分かったつもり」をなくすダイアログ学習法を採用。
さらに授業時間の後半60分を演習時間(タブレット学習時間含む)に充て、振り返りと理解度チェックまで済ませることで、授業の完全習得を狙います。
演習で分からないポイントがあれば、アフターサポートもしっかり対応してくれるので、理解不足やつまずきを残さないんですね。
トライ独自のトライ式学習法では、学習面以外でも学習環境の整え方や、勉強時間の使い方、親子のコミュニケーションから合格戦略まで、多角的に生徒をサポートするのが特徴的。
生徒の勉強そのもの意外にもフォーカスして、生活環境や人間関係まで整えることで、根本から成績アップにつながる指導・サポートが期待できます。
トライは5週目でも授業が通常通りあるので、コンスタントに受講できるから学習リズムが崩れる心配もないんですね。
明光義塾 は効率よく指導を進めることで、低価格で無駄のない個別指導が期待できます。
トライと同じように、対話にフォーカスした指導を取り入れてはいるものの、完全マンツーマンではないので、一人に掛けられる対話学習の時間は限定的。
明光独自の振り替えりノートが用意されているので、生徒は事前に準備をすることで、対話式学習をスムーズに進めることができます。
授業時間内に演習取り組みはあるものの、固定して一人学習の時間が設定されているわけではないので、理解の完全定着には自宅学習が必須。
家でもオンライン自習室として使えるMEIKO!家スタディ®が用意されていいます。
自立学習でしっかり振り返り学習に取り組むことで、つまずきや理解不足を解消します。
明光は担任制ではなく、その時間に担当できる講師が割り当てられるため、先生のタイプに左右されずに勉強に取り組めるタイプの子がおすすめです。
明光義塾は29日~月末の授業はお休みになります。月4週の設定なので、5週目がある月は学習リズムに注意が必要。
個別教室のトライ は塾の授業時間で、振り返りと定着まで完了することを、一つの目標にしているのに対し、明光義塾では必要な指導だけを塾で完結し、後は自宅や自習室での自立学習で仕上げるタイプの塾になっています。
同じ個別指導塾でもかなり違いが大きいんですね。
塾との相性
個別教室のトライ | 明光義塾 |
---|---|
・大人しい、引っ込み思案 ・人懐こい ・難関校受験志望 ・中学受験希望 ・担任制が安心 ・自宅学習の習慣がない ・不登校、不登校傾向 | ・「一人でやってみたい」が強い ・ぴったり寄り添われるのは苦手 ・塾で過ごす時間は短い方がいい ・自宅での学習習慣がある ・塾は近所にある方がいい ・人見知しりしない ・費用をおさえたい |
費用をおさえて個別指導を希望するのであれば、明光義塾。低予算で週1回90分の個別指導を受けられます。
ただし、指導スタイルや時間割別に先生が変わることなどを考えると、しっかりとした指導が必要な場合はトライが向いています。
特に難関校志望や中学受験希望、不登校など、指導に一定の強みが必要な場合は、トライ一択といえます。
明光義塾は自立学習を支援するスタイルの個別指導塾になるので、「まずは自分でやってみたい」「わからなければ質問する」という学習スタイルを好む、「あまり構われたくない」タイプの子に相性がいい塾です。
個別教室のトライはこんなタイプにおすすめ
- 人見知り・大人しい
- 先生との相性が心配
- 面倒見よく見守ってもらいたい
- 学習相談にこまめに対応して欲しい
- 人懐こく話し好き
- 最難関校志望
- 中学受験をさせたい
- 同じ先生だと安心する
- 不登校、不登校傾向
個別教室のトライはコースによって講師レベルが分かれているので、生徒の学力レベルの受け入れゾーンも広い塾。
授業サポートから最難関校受験まで、対応できる幅広い講師陣が魅力の塾です。
難関校受験や中学受験指導にも精通したプロ講師や、専門の知識をもつ不登校対策指導などもあるので、特性が必要な指導を希望する場合は最適。
また、担任制で生徒と講師の距離感が非常に近いのもポイント。
大人しく緊張しやすいタイプの子どもであれば、毎回先生が変わることで授業に集中できないことも考えられますよね?
トライは担任制だから安心感があります。
講師との相性も、教育プランナー(教室長)がしっかり見極めながら最適な先生をアサイン。
もし合わなければ、何度でも変更できるのも安心できるポイント。
反対に、人懐こくおしゃべりなタイプもトライに合うタイプ。
マンツーマン指導のトライなら、他の生徒に時間を割く必要がないので、話す内容を講師が誘導することでダイアログ式学習に役立てることもできるんですね。
入会時の事前カウンセリングで子どもの性格や特性を伝えておくと、教室長がそれに対応できる講師を選んでくれます。
個別教室のトライは自主性が強いタイプよりも、塾にお任せしたい、という場合により向いています。
明光義塾はこんなタイプにおすすめ
- 多少の学習習慣はある
- 自立心が強い
- 部活や習い事で塾にかけられる時間が少ない
- 社交性がある(適応力がある)
- 費用はおさえたい
明光義塾 の教室は全国に1,700以上。
気軽に通いやすい立地にあるのも特徴的です。
個人経営の塾がフランチャイズで展開しているケースも多く、こじんまりとした教室も多いんですね。
指導中は1対1体制ではあるものの、問題に取り組む間は他の生徒を指導することもあるので、実質的には1対数名の指導方法。
演習中も講師が見ているわけではないので、「口うるさく指導されるのは苦手…」という自立心が強い生徒には相性が良い塾といえます。
反対に、「質問したいけど、遠慮してしまう…」というタイプには向いていません。
また、講師は時間割ごとに決まっているので、先生が変わることに抵抗がないタイプなら安心です。
中学生なら月額負担分全て込みで20,000円弱なので、個別指導塾としては費用をおさえられます。
トライが「分かるまでできる指導を通して成績アップ・志望校合格につなげる」のに対し、明光義塾は「自立学習ができるようになることで成績アップ・志望校合格につなげる」塾。
相対的に見ると、トライの方が学習レベルの受け入れゾーンが広い塾といえます。
個別教室のトライと明光義塾 比較一覧
授業料比較
小学生の料金比較 | |
---|---|
個別教室のトライ | 明光義塾 |
・小1~小3 週1回 月額 20,130円/120分 ・小1~小6 週1回 月額 24,970円/120分 | ・小1〜4生 週1回 月額 12,100円 /90分 ・小5生 週1回 月額 13,200円 /90分 ・小6生 週1回 月額 14,300円 /90分 別途 諸経費・テスト代・教材費 |
中学生の料金比較 | |
---|---|
個別教室のトライ | 明光義塾 |
・中1生・中2生 週1回 月額 30,690円/120分 ・中3 週1回 月額 33,770円/120分 | ・中1生・中2生 週1回 月額 15,400円/90分 ・中3生 週1回 月額 16,500円/90分 別途 諸経費・テスト代・教材費 |
高校生の料金比較 | |
---|---|
個別教室のトライ | 明光義塾 |
・高1生・高2生 週1回 月額 34,870円円/120分 ・高3生・既卒生 週1回 月額 38,390円/120分 | ・高1生 週1回 月額 16,500円/90分 ・高2生 週1回 月額 17,600円/90分 ・高3生・既卒生 週1回 月額 18,700円/90分 別途 諸経費・テスト代・教材費 |
個別教室のトライの月額負担は授業料のみ。
塾に毎月支払う費用は他にはありません。
明光義塾は毎月の月謝以外に、諸経費(3,000円程度)がかかります。
他にもオリジナルテキストの購入やテスト費用もかかります。
とはいえ、額面だけを見るとトライはグッとお高め。
諸経費を入れても、中学生では毎月1万円以上も明光義塾より高くなります。
費用をおさえた個別指導塾を希望するのであれば明光義塾になりますね。
ただし、授業時間と授業体制が違うので、トライの個別指導料金がただ単に高いとは言えません。
完全マンツーマンの完全伴走指導と、演習までしっかり取り組んで帰る学習サポートまでを考えると、料金の差にも納得できます。
費用をおさえて自立学習のサポートを希望するなら 明光義塾 、費用が多少高くても、それに見合った濃い指導を希望するなら 個別教室のトライ がおすすめ。
単純に額面だけを比較するのではなく、目的とコストのバランスを考えて選択するとスムーズな塾選びにつながります。
合格実績比較(2024年度)
明光義塾は中学受験、高校受験の合格者数は公開していません。
合格体験記は公開していて、国公私立の区分けや地方、地域などを指定して、口コミを検索することもできますが、気になる教室には直接問い合わせしたほうが良さそうですね。
トライは中学、高校、大学の合格者数、合格校を公開しています。
各教室ごとに合格実績も見ることができるので、かなりオープン。
ただし、トライの場合は家庭教師のトライやトライプラス、トライの個別指導塾など系列教室の合格生も含まれるので、「トライ式学習法」の合格実績数が正しい理解になりそう。
とはいえ、高校などは地元の公立高校の合格実績まで詳しく掲載しているので、気になる教室をチェックしてみてくださいね。
地元の明光義塾に高校受験の実績を問い合わせたところ、難関校受験よりも中堅~それ以下の進学志望者がメインターゲットになっているようでした。
(中核都市の比較的人口の多い地域です)
上位校志望よりは、中堅志望の生徒が多いのかもしれません。
(私見です。詳しくは直接希望教室にお問合せください)
リサーチした感覚としては、明光義塾の方が低~中堅層が多い、トライは対応層が広い、という感じです。
講師のレベルや、コース分けなどからも難関志望であれば個別教室のトライ 、安全圏での進学を希望するなら明光義塾 、と合格実績からは選び分けができそうです。
トライと明光義塾 失敗しない選び方
個別教室のトライと明光義塾で迷う場合に押さえておくポイントは4つ↓
先生が変わることがストレスになる、目を離さずしっかり見てもらいたい、費用は指導に見合っていればOK、中学受験や難関校志望…などであれば個別教室のトライ 。
教えられるのが好きじゃない、一人でできるだけ頑張りたい、ずっと付いていられるのはしんどい、費用は安くおさえたい、進路は子どものレベルにいあったところを…というのであれば明光義塾 。
4つのポイントをまずはおさえて、我が子にはどちらが良いか検討してみてくださいね。
個別教室のトライ×明光義塾 まとめ
トライも明光義塾も大手個別指導塾。
ですが教室数や1教室の規模、運営、指導体制は全く異なるため、向き・不向きが分かれるところです。
トライはトライ本部の直営になるので、教室数は明光義塾よりも少ないですが、1教室の規模は大きめで、講師のレベルや指導体制が安定しています。
明光義塾はフランチャイズも多く含むため、個人塾の規模が多く、教室の当たりはずれも考えられます。
学力レベルはトライの方が受け入れゾーンが広く、中堅以下~最難関・中学受験まで対応可能。
明光義塾は、子どものレベルに合った進学を低予算で希望する場合にマッチします。
どちらも、事前に個別カウンセリングや無料体験ができるので、まずは資料を取り寄せたり、体験授業で実際の教室や指導を体験してみると分かりやすいですよね。
ご紹介した内容を参考に、まずは一度教室をのぞいてみてくださいね。