

浜学園と希学園・・・
うちの子にはどっちが良いんだろう・・・。
中学受験に向けて子どもを預ける塾を選ぶとき、この2つの大手塾は比較されやすく、迷う方も多いですよね。
希学園は数十年前に、当時の前田学園長(現在の希学園の理事長)が浜学園から分裂して設立した塾になるため、共通する点も多くあります。
そこでここでは
をわかりやすく解説しています。
「我が子の力を伸ばせる塾」に安心して任せるために、ぜひお役立てくださいね。
灘中・神戸女学院 合格者数NO.1
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少数精鋭のスーパーエリート塾
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浜学園と希学園の違いを徹底比較!

- 規模が違う
- 塾生のレベルが違う
- サポートが違う
- 料金・授業時間が違う
- 低学年の学びが違う
- 教室へのアクセスが違う(場所による)
ルートが同じ2つの塾ですが、分裂しただけにチェックしておきたいポイントがいくつかあります。
規模とレベルの違い

希学園は急成長しているとはいえ、浜学園に比べると塾自体の規模はそれほど大きくはありません。
浜学園も希学園も、灘中学などの最難関校合格者を多数輩出している塾ではありますが、浜学園が大規模塾なのに対し、希学園は少数精鋭の塾。
そのため、例えば灘中学の合格者数は浜学園の方が多いのですが、実際にそれぞれの塾から受験して合格した割合を考えると希学園も負けず劣らずとなるかと思います。
2022年の灘中合格者数は、浜学園が96名合格で希学園が48名合格。
人数だけで見ると浜学園がダントツで多いのですが、母数が違うため一概にどちらが最難関中学合格者数が多い!と言い切ることは難しそうです。
ただ、どちらも毎年最難関中学への合格者数を多数輩出していることに変わりはないので、トップクラスのレベルの差は同程度ということでしょう。
ですが、公開テストの偏差値からもわかる(希学園の方が5程度高い)ように、希学園はスーパーエリートにターゲットを絞った塾。
難関校~標準校あたりまで含むと、塾生数は浜学園の方が圧倒的に多くなります。
そのため全体的な塾の偏差値レベルに違いが生じます。
トップクラスのレベルに差はないものの、浜学園は中堅校から難関校への塾生も多く受け入れているので全体的なレベルに差が生じることになります。
授業時間の違い

授業時間は希学園の方が断然長くなっています。
以下は小5の時間割を例にご紹介します。
算数・国語の1回の授業時間が浜学園は110分なのに対し、希学園は210分(理科は105分)となっています。
※ 浜学園の算数は、算1と算2のに分かれるため、実質的(1週間では)には浜学園の算数は220分/週
どちらも授業の最初に35分~の復習テストがあったり、講義の間に休憩や塾弁の時間はあります。
ただ、大きく違うのが講義後のサポート時間が希学園の場合には含まれているということ。
国語算数については授業の最後の35分はサポート時間となっているので、この時間に個別質問などの対応をしてもらえます。
浜学園の場合には、個別質問などは授業前や居残り強化指導(申込制)、WEBでの質問になるので、その場ですぐにというよりは、じっくり自分で考えてからの質問になります。
こうしたサポート時間も授業時間に含まれるため、希学園の方が時間が長くなっています。
費用の違い

※ 小5で比較しています
※ 希学園は諸雑費1,650円が毎月かかります
浜学園 | 希学園 | |
---|---|---|
入会金 | 23,000円 | 27,500円 |
3科 | 41,250円 | 46,200円 |
4科 | 51,700円 | 56100円 (46,200円+9,900円) |
公開(学力)テスト | 授業料に含まれる | 4,400円/回 |
教材費(3科の場合) | 54,340円/年 | 64,955円/年 |
浜学園も希学園も、年間授業料を12等分したものを毎月支払う形式になっています。
そのため、どちらも季節講習の月であっても通常授業はあり、通常の月謝の支払いはありますが、希学園は夏期講習や冬季、春期講習などの季節講習は必須となっています。
全体的に希学園の方が、若干高めの料金設定になっていて、諸雑費も毎月かかるので費用面では希学園の負担は大きくなります。
ただ前項でも解説した通り、希学園では講義時間以外にも自習時間をカリキュラム内に設定されているため、時間と費用のバランスを考えるととりわけ高額ともいえないかもしれませんね。
一方、浜学園では入会金とテキスト代、月謝以外に支払いがなく、学力テスト費用が授業料に含まれるので浜学園の方が費用的にはすっきりとわかりやすい料金設定といます。
時間とのバランスもありますが、全体的に希学園の方が高めの料金です。
学習サポートが違う

希学園は「サポートありき」の授業時間設定となっています。
一方、浜学園もサポートは充実しているものの、自分でやってみて(復習重視)できなければサポートを受けるスタイル。
塾では復習テスト(確認)と講義が主となり、実際に取り組む学習については自宅学習にウエイトが置かれた学習方法になっています。
宿題をこなして分からなければ、授業前質問や居残り強化指導(申込制)、WEBでの質問でサポートを受けることに。
サポートはどちらもしっかりありますが、自宅学習を充実させられる環境か否か、で選ぶと良いでしょう。
6年生になると、浜学園は「お世話係」、希学園は「チューター」と呼ばれる一人一人の専門サポーターがつきます。
この辺りは両者共通で安心できるサポートですよね。
保護者が勉強を見られる環境
⇒ 浜学園
自宅での勉強時間を充実させることが難しい
⇒ 希学園
といった選択をおすすめします。
1、2年生の講座が違う

浜学園 | 希学園 | |
---|---|---|
基本講座 | マスターコース | なし |
特訓コース (資格制) | 最高レベル特訓(算数) 灘合格特訓(算数) | 最高レベル演習(国語) 最高レベル演習(算数) 灘クラブ特訓 |
その他 | なし | 計算塾 低学年 無学年制講座 NAC(資格制) |
浜学園の小1、小2講座は、3年生から始まる受験対策への準備としてマスターコースが用意されています。
特訓コースは別として、この段階では特別に受験を意識した内容を学ぶわけではなく、基本となる学力や学習姿勢を固めるための講座。
ウォーミングアップといったところですよね。
一方、希学園ではこの時点から中学受験に向けたスタートダッシュを切る子どもたちに向けた学びが用意されています。
計算に特化した講座や無学年制で可能性に目を向けた講座など、かなりユニークなスタイルといえます。
低学年の学びに何を求めるか、この時点塾に求めるものによって選択は変わることになります。
教室へのアクセス

基本的には浜学園の方が駅に近い場所に教室があるように思いす。
とはいえ「比べると」なので、希学園も駅近であることには変わりありません。
ただ、高学年になると帰宅時間が遅くなるため、できるだけ駅に近い場所、主要駅近辺であれば入り組んだ場所は避けたい、など通塾に関わる希望もあるので、アクセスについてもしっかり検討しておきたいですよね。
例えば西宮本部であれば、どちらも駅から近い場所ではありますが、浜学園が駅のエスカレーターを降りてすぐの場所にあるのに対し、希学園は左手の細い路地を入った場所にあります。
※ 2022年8月現在 西宮北口東出口に希学園が建設中。2023年2月にこちらに移転するようです。https://www.nozomigakuen.co.jp/oshirase4/
繁華街なので、夜に帰宅するとなると少しでも駅近であるに超したことはないので、教室によってはその辺りも考慮すべきポイントといえます。
近くの教室を探してみる
浜学園のおすすめポイント
- 灘中学合格者数が日本一!
- 神戸女学院中学合格に強い
- 大規模塾でライバルと切磋琢磨することで伸びる
- 駅近で通塾の負担、心配が軽減される
- 料金体系がわかりやすい
- 低学年からのスタートであれば余裕をもってじっくり学べる
- 平日に通えない場合には土曜日コース、WEBスクールがある
※ 無料体験授業は資格制です
資料請求で届きます
希学園のおすすめポイント
- 少数精鋭でサポートが手厚い
- 低学年から中学受験に向けたスタートダッシュを狙える
- 自宅で勉強を見られない環境でも中学受験対策がしっかりできる
- 2022年度灘中志望塾生の60%が灘中合格!
- 女子では洛南女子・西大和女子合格に強い!
※ 無料体験授業は資格制です
資料請求で届きます
浜学園と希学園ならどっちが良い?のまとめ
- 中堅校から最難関校まで、まだ決まっていないなら浜学園
- 灘中学受験に確かな実績がある塾が安心
- 平日の通塾が難しい、土曜日なら通えるのに・・・
- できるだけ駅に近い方が安心
- 中学受験に向けて低学年からじっくり着実に備えたいなら浜学園
- 神戸女学院中学受験を決めている
- 自宅で勉強を見てあげられないので授業時間内にサポートがあると助かる
- お金、時間がかかっても手厚いフォローアップが良い
- 共働きでも中学受験対策ができる塾をさがしている
- 少数精鋭でレベルの違いがない子どもたちの中で学ばせたい
- 洛南女子・西大和女子を狙いたい
- 低学年から中学受験に向けたスタートダッシュを切りたい
自宅での保護者のサポートが難しいようなら、断然希学園といえますが、自宅で勉強を見てあげられる、管理してあげられる環境なら浜学園の方がおすすめです。
中堅校から最難関校まで幅広く対応できるし、大規模塾だから2ヶ月に一度の公開学力テストで自分の立ち位置が明確に分かります。
また、遠方から通いたい場合や平日に他の習い事がある場合にも、浜学園なら土曜日コースがあるので、そういったケースでもしっかり中学受験にそなえることができます。
トップクラスの子どもたちの偏差値ではそれほど違いはないと思いますが、全体的にみると希学園の方が偏差値が高めで最難関校に絞った子どもの方が通い安いかと思います。
とはいえ、どちらも関西では中学受験塾の候補として外せない塾。
まずは詳しい資料を見ながら比較検討してみてはいかがでしょうか?
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