「個別教室のトライ」と「トライプラス」は、どちらもトライグループの個別指導塾。
トライ式学習法をベースに効率的に成績アップができると定評の個別指導塾です。
では…
個別教室のトライとトライプラスの違いって何?
どっちが良いの?
気になりますよね?
この二つは直営とフランチャイズの違いがあり
教室、料金、授業時間
講師、指導スタイル
が全く違います。
どちらも「トライ」と含みますが、運営元が違うんですね。
個別教室のトライはトライ本部の直営塾、トライプラスはトライがフランチャイズ展開している個別指導塾なんです。
違いが大きいので、向き不向きもはっきりしていて、
それぞれに一長一短はありますが、個人的には個別教室のトライがおすすめ。
トライ本部直営だから
トライ認定講師の安定した指導
1コマ120分~・完全1対1
+
自習室が使い放題・教材無料貸出
と、安定感がありコスパが高いんです。
最初の個別相談では予算も確認してれたので安心感もあります。
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個別教室のトライとトライプラスはどう違う?
個別教室のトライ | トライプラス | |
---|---|---|
運営 | (株)トライグループ (トライ直営) | (株)TRGネットワーク (フランチャイズ) |
月謝 | 30,690円~ | 16,800円〜 |
授業時間 | 120分・150分・180分 | 100分 |
指導 | 1対1 テキストを使って※の授業 | 1対2 映像授業の積極的な取り入れ |
講師 | トライの認定講師 | 各教室で講師を採用 |
自習室 | いつでも利用可 完全無料 教材無料貸出 | 使用条件は各教室に問い合わせ |
振替連絡 | 前営業日22時まで | 前営業日18時まで |
教室 | 全国約650教室 主要駅中心 | 全国約500校 住宅地中心 |
※ 2024年現在の情報です
トライプラスはフランチャイズ経営になるため、トライの商標やトライ式学習法を使うことはできますが、トライとは別の会社が運営しています。
トライのキャラクター「トライさん」のイラストも使われたりと、公式サイトを見ても違いが分かりにくいのですが、実際には全く違う塾と思っていいでしょう。
コースはどちらも自由設計です
それぞれの公式サイトでは、細かくコース設定されているように見えますよね?
でも、これはどちらも「モデルケース」
個別教室のトライもトライプラスも完全個別カリキュラムになので、掲載コースを参考に個別プランを組むんですね。
ただ、個別教室のトライは講師のレベルで
- スタンダード
- セレクト
- プロ
の3つのコースをベースにカリキュラムを組みます。
多くはスタンダードコースですが、難関校受験を希望していたり、特定の条件を満たす講師を希望する場合は、プロコースやセレクトコースを基本にカリキュラムを作成。
オリジナルのコースを作るんですね。
ちなみに、トライプラスにも学生講師とプロ講師が在籍しますが、講師のレベルでのコース設定はありません。
基本となるコースは全て同じになります。
運営会社が違うんです!
母体はどちらもトライグループ。
ただし、個別教室のトライはトライ直営の個別指導塾ですが、トライプラスの運営は株式会社TRGネットワークというトライのグループ企業がフランチャイズ契約を結ぶ「個別の塾」↓
トライプラスはトライグループのグループ企業(株式会社TRGネットワーク)が全国の個別指導塾とフランチャイズ契約をした個別指導塾。
ベースが各地の個別指導塾なんですね。
トライ式学習法だけでなく、トライの商標や、トライさんのキャラクターも使用できるので、一見すると違いは分かりにいですが、実は全く別の塾なんです。
後ほど詳しく解説しますが、運営会社が違うと、講師の採用基準や教室の場所、指導の方法も違うため、実質的には全く違う塾にといえます。
授業時間の違い
個別教室のトライ | トライプラス | |
---|---|---|
時間 | 120分~※ | 90分~ |
指導 | 完全マンツーマン | 1人の講師が同時に2人を指導 |
1コマ当たりの設定時間が違います。
また指導スタイルも、1対1と1対2なので、一人当たりの生徒にかけられる熱量も違うんですね。
どちも後半に演習時間が含まれます。
トライの基本の指導方針は同じなので、両社ともその日に強制的に復習の時間(演習時間)を設けるスタイルは共通。
さらに演習時間には、理解度チェックのタブレット学習が20分含まれています。
個別教室のトライの120分授業とトライプラスの90分授業では、講師の指導時間は同じ60分。
それならトライプラスの方が安くてお得じゃない?
と思うかもしれませんが、指導スタイルが違いますよね?
個別教室のトライは完全マンツーマンなので、一人の生徒のためだけの授業。
講師は小さなつまずきも見落としません。
1対2授業は、一人の生徒に指導している間、もう一人の生徒は問題に取り組むスタイル。
先生の目が離れる時間ができるし、他の生徒の指導中は質問もできません。
こうした違いはあるので、同じ60分でも時間の持つ価値が全く違うんですね。
後半の演習時間は、一人でしっかり復習し、自分で取り組む学習習慣を定着させたり、その日の理解不足の洗い出しに必要な時間。
理解度チェックの時間もあるので、トライプラスの30分(実質20分)では物足りないお子さまもいるでしょう。
自宅での学習習慣が身に付いていたり、勉強がスムーズに進むお子さまであればトライプラスでOK!
でも…
という場合は演習時間がたっぷり用意されている個別教室のトライ の方が着実です。
お子さまのタイプで使い分けてくださいね。
料金の違い
個別教室のトライ | トライプラス | |
---|---|---|
入会金 | 11,000円 | 20,000円 |
授業料 | 小:20,130円~ 中:30,690円~ 高:34,870円~ | 小:14,400円〜 中:16,800円〜 高:19,200円〜 |
その他 | なし | 管理費 約1,000円~2,500円※ |
圧倒的な指導力を誇る「個別教室のトライ」ですが、唯一の弱点が料金が高いという点。
基本として、個別指導塾は全体的に月謝が高め。
トライプラスはフランチャイズで個別に塾を運営することで、利用しやすい料金でトライの良質な指導「トライ式学習法」を可能にしています。
低価格でトライクオリティを保持している、個別指導教室なんですね。
ただし、入会金の違いや管理費の有無もあります。
また、トライプラスは学年だけでなく、地域、教室によっても費用が変わることもあります。
(講師のレベルで料金が変わることはありません。)
ベースの料金設定は個別教室のトライの方が高く見えますが、授業時間(個別教室のトライは120分~、トライプラスは100分~)、指導スタイルまで考慮すると、それほどどちらが極端に「安い」「高い」とは言えません。
トライプラスでは毎月管理費も必要なことを考えると、高校生でもその差は10,000円程度。
自習室の利用可能時間も、個別教室のトライは開校時間ならいつでも使い放題ですが、トライプラスは使用条件は教室によって違うので、授業日しか使えないことも。
毎月1万円の違いは小さくないですが、授業内容を考えるなら、コスパが高いのは個別教室のトライといえます。
ただし、生徒の性格によっては個別教室のトライほどのサポートを必要としない場合もあるので、使い分けができそうです。
(後ほどタイプ別にご紹介しますね。)
指導スタイル・方針の違い
個別教室のトライもトライプラスも「トライ式学習法」をベースとした勉強で、効率的に実力アップにつながる勉強をサポートします。
個別教室のトライもトライプラスも「トライ式学習法」をベースとした勉強で、効率的に実力アップにつながる勉強をサポートします。
個別教室のトライ | トライプラス |
---|---|
1対1 | 1対2 |
テキスト指導中心 | 動画授業を積極的に使用 |
どちらも前半60分※が授業、後半が演習時間になります
※ 個別教室のトライは120分授業の場合
ただし、個別教室のトライは先生1人に対し生徒が1人の完全マンツーマン指導。講師が隣に座って指導します↓
トライプラスは先生1人に対し生徒が2人の指導。講師が前に座り、パーテーションで仕切った左右に座る2人の生徒を同時に指導します↓
1人の生徒に対する集中度が違うんですね。
1対1授業の場合は、講師がピッタリと寄り添った授業になるので、細かなつまずきやミスも見逃す心配がありません。
そのため、勉強面で不安が多い生徒の場合には、個別教室のトライが最適。
反対に、自分で自分の弱点をある程度把握していたり、つまずきを自分から確認できるタイプの生徒であれば、トライプラスは費用をグッとおさえた個別学習ができます。
また、トライプラスではトライオン(トライの動画授業)を積極的に活用していますが、個別教室のトライは個別に用意するテキストを中心に授業を進めます。
こうした違いから、個別教室のトライはピッタリと寄り添う指導、トライプラスは見守りながらサポートする指導、と使い分けることができます。
講師の違い
個別教室のトライ | ・教室長(トライの教育プランナー)が採用 ・プロ講師、学生講師が在籍 ・講師のレベルで料金が違う |
---|---|
トライプラス | ・各塾ごとに採用 ・プロ講師、学生講師が在籍 ・講師のレベルによる費用の違いはない |
個別教室のトライ はトライ直営の各教室の教室長が採用します。
経験や合格実績だけでなく、人間性まで厳しい採用基準のもとに選ばれているんですね。
さらに講師登録後は、講習会と教室での研修を受けなければいけません。
講習会や研修を受けていない場合は、個別指導の講師として選任されることはないんですね。
一方、トライプラスの講師はフランチャイズの教室ごとに採用するため、一概に明確な基準が分かりません。
トライの指導をする以上、一定レベルの先生になるかとは思いますが、詳細はそれぞれの教室に問い合わせが必要。
またトライの直営でないため、教室ごとにばらつきがある可能性も視野に入れておく必要があります。
教室の場所
個別教室のトライは、主要な駅にはほぼあります。
それに加えて、住宅地などにもありますが、比較的駅に近い場所にあります。
トライプラスは、住宅街にあることが多く、駅から遠い傾向にあり、近くに教室がない場合は通いにくくなります。地域密着型の塾なんですね。
各メリット・デメリット
個別教室のトライ | トライプラス | |
---|---|---|
メリット | ・伴走型指導で小さなつまずき・ミスも見逃さない ・講師のレベルが安定している ・演習までしっかり取り組める ・不登校の対応もOK ・自習室はいつでも使い放題 | ・低価格で個別指導を受けられる ・見守り型の指導で一人で勉強したいタイプと相性がいい ・教室ごとの独自キャンペーンがある |
デメリット | ・費用が高め | ・講師の質が一定ではない ・教室によって当たりはずれがある ・自習室の利用が限定的 ・合格実績が非公開 |
個別教室のトライの気になる点は、トライプラスに比べて費用が高いということ。
ですが、トライ直営だけあって指導力や個別対応、充実したサポート体制などは個別指導塾として文句ない教室と言えるかと思います。
トライプラスは低価格で、教室ごとにキャンペーンも展開するなど、かなり手頃なコストで個別指導を受けられる塾。
ただし、フランチャイズ運営になるので、教室の当たりはずれや講師のクオリティのばらつきも否めません。
トライプラスは個々の塾が運営しているので、全体的な把握が難しいのか、中学受験・高校受験・大学受験の全ての合格実績を公開していないのも気になるポイントですね。
一般的には個別教室のトライがおすすめ
個別教室のトライ は
トライ直営の個別指導教室
完全個別指導でカリキュラムの自由度が高い
自習室は無料でいつでも使える
サポート時間が長くコスパが高い
という面で、幅広いタイプの生徒が通いやすい塾といえます。
また、トライが不登校サポートに力を入れているため、不登校の子どもにも対応可能な塾。
不登校の現状だけでなく、その先まで相談できるのも特徴的です。
「勉強が苦手」「頑張っているのに伸びない」「そもそも勉強嫌い」など、やり方を変えることで成績アップにつながる生徒たちと非常に相性がいい塾なんですね。
もちろん、より高いレベルを目指す積極的なタイプには難関校合格に強い講師陣もそろっています。
学力レベル、勉強への意識を問わず、柔軟で最適に対応できるのが個別教室のトライなんです。
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トライプラスが合うタイプ
相性が良いのはこういった場合↑
だから
というタイプなら、トライプラスはコストを抑えた良質な個別指導を受けられるのでおすすめ!
勉強嫌いや苦手なタイプよりも、勉強に積極的に取り組める生徒なら、低価格な個別指導を受けられるトライプラスは最適。
もともと勉強にそれほど抵抗感がなく、勉強や受験を自分事と捉えられるタイプであればトライプラスで成績アップにつなげられます。
「個別教室のトライ」「トライプラス」の違い まとめ
共通点 | ・トライ式学習法で効率的に学べる ・教室型の個別指導塾 |
違うところ | ・指導方法 ・講師のレベル ・授業時間 ・料金 ・自習室の活用 など |
トライ直営(個別教室のトライ)とフランチャイズ(トライプラス)という運営の違いがあるので、それぞれの塾の違いは大きいですよね。
子どもの性格や目標、費用などによってどっちを選ぶかは変わってきますが、最短ルートで成績アップに直結する「トライの個別指導」を期待するのであれば、トライ直営の個別教室のトライ がおすすめです。
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