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中高一貫生に進研ゼミとZ会のどちらがおすすめ?学校の進度別に比較

制服を着た二人の女子学生

中高一貫生がZ会と進研ゼミで迷ったら、まず

学校の勉強で何を重視したいか

で考えると選びやすくなります。

学校の速い進度に合わせながら、思考力・応用力まで伸ばしていきたいならZ会〈中高一貫〉
Z会は、外部の大学受験につなげたい場合にも合わせやすくなっています。

学校の授業・定期テストを軸に、毎日の学習を無理なく進めたいなら進研ゼミ中学講座(中高一貫)
実技教科を含む9教科をまとめて対策でき、内部進学を考えているご家庭にも合わせやすい内容です。

どちらの勉強のしかたが子どもに合うか判断できない場合は、両社の資料を取り寄せて、教材の難易度や取り組みやすさを実際に比べてから決めても遅くはありません。

学校の勉強で何を重視したいかを見ると、選びやすくなりますね。

まず違いを比較|Z会と進研ゼミどっちが合いそう?

詳しい説明の前に、大まかな傾向を並べておきます。

Z会と進研ゼミ|中高一貫コース比較表

まずは表で全体の傾向をつかんでください。◎○は本文中で理由を説明しているものだけに使っています。

Z会進研ゼミ
学校の速い進度◎ 高校範囲まで単元を先行公開○ 進度に合わせて単元を選べる
定期テスト対策○ 教科書準拠+実技4教科もカバー◎ 学校別データに対応
難易度個別調整型(理解度に応じて出題)2コースから選択(スタンダード/ハイレベル)
思考力・応用力◎ 大学入試を意識した良問・添削が中心○ 基礎〜応用まで段階的に対応
日々の取り組みやすさ1教科20〜30分が目安◎ 毎日の学習リズムを作りやすい設計
内部進学との相性○ 実技含め対策できるが学校別データなし◎ 9教科を学校別データ込みで対応
外部大学受験を考える場合◎ 中学段階から高校範囲・大学入試を意識した学習○ 高校講座に接続、提携予備校のプランあり
まだ進路未定の場合学校対応+将来の伸びしろを残したい子向き学校対応をまず固めたい子向き
料金(中1・12ヶ月一括、税込)9,990円/月〜(5教科セット)9,410円/月〜(9教科セット)

すでに中高一貫校に通われているご家庭には釈迦に説法かもしれませんが、教材選びの前提だけ簡単に確認しておきます。

  • 学校によって進度の差がとても大きい
  • 高校内容に早く進む学校がある(中2〜中3で高校範囲に入る学校も)
  • 「体系数学」や「NEW TREASURE」など、検定教科書以外を使う学校もある
  • 高校受験がないぶん、対策の軸は「定期テスト」と「その先の大学受験」になる

そのため、一般的な公立中学向けの教材とは選び方のポイントが少し違います。

中高一貫校ではない中学生向けに進研ゼミとZ会を比較した記事は、進研ゼミとZ会の徹底比較をご覧ください。

ここからは、それぞれの教材を詳しく見ていきます。

内部進学か、外部の大学受験かで選び方が変わる

中高一貫生とひとくくりにできないのが、進路の考え方です。

同じ「中高一貫生向け教材」でも、目指す方向によって重視したいポイントが変わってきます。

合格の文字とハチマキをしただるま
進路の考え方重視したいポイント
内部進学を予定している学校の授業・定期テスト・評定との相性
外部の大学受験を視野に入れている学校進度への対応に加えて、思考力・応用力が伸ばせるか
まだ決めていない学校の勉強への対応と、外部受験に切り替えても困らない学力の両方

「内部進学=進研ゼミ」「外部受験=Z会」と単純に決まるわけではありません。

それぞれの教材の中身を見たうえで、目的に合わせて選んだほうが失敗が少なくなります。

Z会の通信教育|中高一貫コース

男女の制服と鉛筆

Z会の中高一貫コースは、中高一貫校特有の速い進度と、その先の大学受験を意識してカリキュラムが組まれています。

学校進度への対応

Z会は、中学3年分に加えて英語・数学・理科・社会の高校範囲の単元まであらかじめ公開されています。

(数学は数I・Aと数II・Bまで、理科・社会は理科基礎と歴史総合までが対象です。)

そのため、学校の授業が早く進んでも、自分に合った順番・タイミングで先に進めておくことができます。

NEW TREASURE・体系数学への対応

多くの中高一貫校で使われている英語教科書「NEW TREASURE」の学習順序をベースにした専用カリキュラムが用意されています。

数学も「体系数学」の順序に対応しているので、学校の予習・復習をそのまま進めやすくなっています。

他の教科書を使っている学校の場合も、その教科書に沿って学習順を変更できます。

定期テスト対策

現在の理解度をもとに、テスト範囲の中から優先して解いておきたい問題を出題してくれる「自分専用」のテスト対策があります。

英語・国語は10種類の検定教科書に対応した対策コンテンツが用意されていて、教科書に沿ったテスト対策がしやすくなっています(予想問題は英語・国語のみ)。

実技4教科(音楽・保健体育・美術・技術家庭)のテスト対策も「実技4教科マスターBOOK」で用意されていて、語句確認から問題演習まで取り組めます。主要5教科と違って学校別の出題傾向には対応していないため、その点は確認しておくとよさそうです。

難易度

Z会は「難しい」というイメージを持たれがちですが、教材の難易度は子どもの学習状況に応じて調整されるしくみです。

一律に難問ばかりが出るわけではなく、理解度に合わせて出題されます。

添削指導

英語・数学・国語・理科・社会の5教科すべてで添削指導が受けられます。

「正解かどうか」だけでなく、考え方の道筋まで見てもらえるのが特徴で、提出から返却までは当日〜3日ほどです。

大学受験へのつながり

中学段階から、大学入試を意識した問題に取り組めるのがZ会の特徴です。

暗記だけでは対応できない「考えさせる問題」が多く、記述力・思考力を育てる方向性で作られています。

英語は「読む・聞く」の基礎固めから、添削で「書く」、AIスピーキング(無料)や有料のオンラインスピーキングで「話す」まで、段階的に4技能を伸ばす設計です。

料金(2026年度・税込)

Z会の中高一貫コースは、英語・数学・国語・理科・社会の5教科セット受講が基本です。単科での受講は原則できません。

支払い方法月あたり(税込)年間支払合計
12ヶ月一括払い9,990円119,880円
6ヶ月一括払い11,165円133,980円
毎月払い11,753円141,036円

学年が上がっても中1〜中3は同じ料金です。専用タブレットは初回19,800円(12ヶ月・6ヶ月一括払いなら実質0円になる値引きあり)、故障に備えた補償サービスは月485円。手持ちのiPadでも受講できます。

外部の大学受験も視野に入れながら、学校の速い進度にも対応したいという方は、Z会の教材内容を確認してみてください。

Z会公式サイトで詳しい費用を確認

Z会が向いている子・注意しておきたい点

Z会が向いている子
  • 学校の進度が速く、先取りしておきたい
  • 暗記より「考える」問題に取り組みたい
  • 外部の大学受験も視野に入れている
  • 1日30分程度で効率よく学習を進めたい

注意しておきたいのは、5教科セットが基本で単科受講がしにくいことです。

実技4教科の対策も用意されていますが、学校別の出題傾向には対応していないため、学校独自の実技テストが多い場合は学校教材との併用も検討しておくと安心です。

進研ゼミ中学講座|中高一貫スタイル

Point!と書かれたホワイトボード

進研ゼミの中高一貫スタイルは、学校の授業・定期テストにしっかり対応しながら、無理なく続けられることを重視した設計になっています。

学校進度への対応

中学課程3年分の内容にすべて対応していて、通常の1.5倍のスピードで学校が進む場合でも自分のペースで先取り・復習ができます。

「進度フリー学習」により、学校の授業に合わせて単元を自由に選んで進められるのが特徴です。

体系数学・プログレス21への対応

数学は「体系数学タイプ」「検定教科書タイプ」から選んで受講でき、体系数学を意識した「中高一貫ハイレベル」コースも用意されています。

英語の検定外教科書「プログレス21」にも専用教材で対応しています。

一方、「NEW TREASURE」は対応教科書の一覧には含まれておらず、検定外教科書向けの「ゼミオリジナルタイプ」で届けられる形になります。学校独自の教材そのものに個別対応しているわけではない点は、確認しておきたいポイントです。

定期テスト対策

実技教科を含む9教科すべてに対応しているのが、進研ゼミの大きな強みです。

主要教科では学校別のテスト出題データをもとにした予想問題が、実技教科では全国的な出題傾向をもとにした対策が用意されています。

定期テストの1週間前にはリマインダーが表示されるなど、テスト前のスケジュール管理もサポートしてくれます。

難易度・コース

「スタンダードコース」と「ハイレベルコース」の2つから選べます。

スタンダードは基礎から応用まで段階的に、ハイレベルは応用・発展問題を中心に取り組む内容です。学習スタイルやコースは、受講の途中でも変更できます。

添削指導

「赤ペン先生」による添削は、英語・数学・国語を対象に4月号・9月号・1月号の年3回届きます(8月号・3月号は添削問題がありません)。

Z会のように毎回添削があるわけではありませんが、記述問題への対策として活用できます。

大学受験へのつながり

24時間対応の「チャレンジAI学習コーチ」で、わからない問題をその場で質問できます(生成AIを使った機能は保護者の同意が必要です)。

英語は英検2級までの対策教材があり、提携する少人数制の予備校と連携した大学受験プランの提案も受けられます。

進研ゼミから高校講座・大学受験につなげることもできますが、中学生の段階から外部大学受験を意識して思考力・記述力・応用力を積極的に伸ばしたいなら、Z会のほうが選びやすいでしょう。

ブレンディッド学習(タブレットと紙テキストを組み合わせる学習スタイル)が基本で、中学課程を確実に固めたうえで高校講座につなげていく方向性です。

料金(2026年度・税込)

進研ゼミ中高一貫スタイルは、実技教科を含む9教科セットでの受講になります。

支払い方法月あたり(税込)年間支払合計
12ヶ月一括払い9,410円112,920円
6ヶ月一括払い10,140円60,840円(6ヶ月分)
毎月払い10,770円

中1・中2・中3で料金は同水準です。受講には専用タブレット「チャレンジパッドNext」が必要で、初回特別優待を利用して4ヶ月以上継続すれば実質0円、4ヶ月未満の退会・変更では8,300円がかかります。最短2ヶ月から受講できます。

学校の授業・定期テストをまず固めたい方は、進研ゼミの中高一貫スタイルを確認してみてください。

進研ゼミ中高一貫を見てみる

進研ゼミが向いている子・注意しておきたい点

進研ゼミが向いている子
  • 学校の授業・定期テストをまとめて固めたい
  • 実技教科も含めて内申を上げたい
  • 毎日コツコツ続ける習慣をつけたい
  • わからないことをすぐに質問できる環境がほしい

注意しておきたいのは、9教科セットが基本で単科受講ができないこと、添削の回数がZ会ほど多くないことです。

「特定の教科だけ強化したい」という場合は、この点を踏まえて検討してみてください。

進研ゼミ中高一貫を見てみる

進路別に考える|内部進学・外部大学受験・まだ決めていない場合

重ねられた数冊のテキスト

ここまでの内容をもとに、最終的な判断につなげます。

内部進学を重視する場合

学校の授業・定期テストを日々のリズムの中でまとめて固めたいなら、9教科を一体で設計している進研ゼミ中高一貫が第一候補です。

外部の大学受験を重視する場合

学校進度への対応に加えて、思考力・応用力・記述力まで伸ばしたいなら、Z会が第一候補です。

Z会公式サイトで詳しい費用を確認

まだ決めていない場合

何を優先したいかで判断してみてください。

それでも決めきれない場合は、資料や教材見本を確認してから決めても遅くはありません。

Z会・進研ゼミ以外の選択肢が合うケース

この記事はZ会と進研ゼミを軸に紹介していますが、お子さんの状況によっては別の教材が合うこともあります。

たとえば、学校の授業についていくこと自体が難しくなっている場合や、大きくさかのぼって学び直したい場合は、無学年式のすららや、映像授業を補助教材として使えるスタサプを検討する家庭もあります。

どちらも中高一貫コースが専用で用意されているわけではありませんが、学年をまたいで自分のペースで進められる点は、中高一貫生にも活用しやすいポイントです。

まとめ|うちの子はどっちが合う?

Z会と進研ゼミ、どちらも中高一貫校向けの専用コースが用意されていて、中高一貫校ならではの進度に対応した学習ができます。

大まかに整理すると、次のようになります。

選び方の目安
  • 学校の勉強・定期テストをまず固めたい→進研ゼミ
  • 思考力・応用力を伸ばし、外部受験にも備えたい→Z会
  • 内部進学か外部受験かまだ決めていない→両方の資料を比べてみる

ここまでの内容で近いと感じたほうから、まず確認してみてください。

Z会は資料請求で入会案内書・教材見本が、進研ゼミは無料体験教材・資料が届きます。まずは実際の教材を見比べてみてください。

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